「見ているだけで」を含む小説

近未来――人類は火星を開拓し、そこを人間が住める環境に開発した。 綺麗な地球と月を想像しながら空を見上げる少年の話です。 ※アポロ11号が1969年7月20日頃に初めて月に着陸…

高校二年生の男子生徒、王子日馬。彼は普通の人間だった。 だが、彼は普通の日常に生き続けることに疑問を感じていた。いつも通りに流れる日常。何も変わらない自分。そこに憤りを感じ、悩ん…

僕は何かの用途を感じてこの店のドアを開いたはずなのに、それが何だったのか。もはやわからなくなってしまった。暗闇の中、僕が本当に望んでいたものは何だったのか。そして、これだったのか？

Ｎは、指から出る微弱なオーラを、自らが開発した電磁波増幅機にかけ、白い壁に投映してみた。 映し出された電磁波像は、なんと、自分と全く同じ姿だった。そして、その電磁波がしゃべり始め…

女王事件から時は過ぎて……。 正式にパークが開園し、多くの人々が足を運ぶ中、スタッフに復帰しいつも以上に仕事に熱を入れるカコ博士。 しかし、女王のことや過去の自分のことを心密かに…

高校生・暮樫或人は、怪異を司る一族に生まれながら怪異を見る能力を持たない。或人の妹・言鳥は兄と対照的に霊感に優れており、或人はそんな言鳥を溺愛していた。言鳥が見ている怪異の世界を…

部下を連れての居酒屋でのひとコマ。 強がりながらも部下を思いやる上司、いい人なんだけどちょっとアナクロ風味な上司。 そんな上司を部下たちはどんな思いで見ているのでしょうか。 ど…

２０歳前後のころ、書いた作品。環境問題テーマを、私なりにファンタジックに描いてみたかったんだろう。と、推測。（もう、覚えてない）

僕の右目は普通の人と同じ世界を見る。けれど左目は常にどこかに必ずあるはずの、人の魂が墓標になった島にある、墓標になった君を見ている。 それは一体どんなものか？　知りたくないかい？

･あらすじ 最前線SouthEnd STM《薩摩》に、謎の人型化け物〝黄泉〟と戦う孤高の美少女衛視がいた。 名はリンゴ。 日々の生活は色々とカツカツ。仲間でもいれば楽になるのかも…

一応、小説の形態に入ると思っていますが、独特で見たことがある人は少ない形式だと思います。 斬新な小説？になっていますし、世の中で行きていく上で有用で役立つ知識も得られるのでぜひ…

とある異世界の村の監視カメラの話。

――ラップにおけるフリースタイル・バトル。 ビート上に即興の歌詞を乗せてラップし合い、そのスキルを競う戦い。 今はフリースタイル・ダンジョンという番組が有名なので、詳しく説明する…

異世界から来た救世主について語ることで救世主の存在証明をする「語り部」。いまここにとある語り部が一人。その語り部は先代語り部――役目を放棄しいなくなった語り部に恨みがあった。いつ…

1978年11月11日の日付の「幻想」というこの物語は、私が小学生の時から書き続けていた詩のノートに書かれていたものでした。 　物語を書いているという気持ちではなく、詩を書いてい…

警視総監の孫の誘拐事件から新たな犯罪劇の幕が上がった。 前作、【白昼夢】から一年 動き出した闇、それは逃れられない宿命。 ──神とは残酷なお方だ。人が人を殺すのを黙って見て…

明神光は、キャリアとして警視庁に入庁、刑事になって2年半、様々な未解決事件を中心に捜査し、解決してきた実績を持つ捜査一課の若手エリート刑事。そんな過去の事件ばかり取り扱う彼を苦々…

転校生の褥《しとね》ちゃんとクラス1のモラトリアム青年、月見君はある日、月曜日が終わらない「リフレインゾーン」にとらわれてしまう。止まった時間、繰り返されるエピソード、終わらない…

僕達の人生は、ゴミの様なものだった‥ そんな中、僕達は出会い、涙して、 色んな人生が交錯して、時や虚無を越えてふれあい合う‥少しでも前に、進めるように‥ 時々サイコでエグイ話が…

入学して一年、俺は最近になって気が付いた。誰も彼も教師でさえ、この学園はラブコメに汚染されていることを！所謂、モブ顔な主人公である五十嵐邦彦は周りで起こるラブコメ場面に頭を悩ませ…