「妖怪もの」を含む小説

友人の夫が、いわゆる「食い尽くし系」なのだという。大盛りの食事だけでは満足できず、ひとの食事に手を出したり、冷蔵庫をあさって空っぽにしたり、子供のおやつすら取り上げて食べてしまう…

国際忍者学会に所属する私がフィールドワークで聞き取った、狗狸妖怪は現代にも存在するやもしれぬといったお話です。

※明らかにとある作家さんの文体を模倣してるじゃないか、というツッコミは無しでお願いします。 とんでもなく個人的な好みにより、第四夜をがっつり変えます。かなりマシになると思うので、…

借金のカタに男が連れてこられたのは、足のない娘がエビスサマとして幽閉されている社だった。 やがて明らかになる残酷な儀式と村の真相。 男は彼女を救おうと奔走するが……。

毎日、隣の部屋から聴こえてくる異様な騒音や叫び声に悩まされるサラリーマンの藤堂 英命(とうどう えいめい)。 あまりの五月蝿さに見兼ねて、 隣の部屋に文句を言いに行くと彼の日常…

　風と空様自主企画「お題で遊ぼう！お題『思いに触れる』」参加作品です。 　サイコメトリーの能力を持つ管狐の少女。彼女はその能力を活かし、過去の事件を紐解く仕事を淡々とこなしていた…

愛知県のご当地妖怪を妖怪事典風に書いてみました。 怖くは、ないです……！

「うちの遠い祖先は、妖を打ち滅ぼす力を持っていた」 いつもそう言っていた祖父が、かつて住んでいた一軒家。そこで高校生の少女、杏は元・最強の鬼【名付けて琥珀】の封印を解いてしまう。…

ちょっと過去にさかのぼった例のコンビの話です。

企画に書きました。ありがとうございます。 - 『ホラー』で３００文字以内の詩か小説をお願いします https://kakuyomu.jp/user_events/1681733…

いたずら好きのさとる君。ほどほどにしておかないと……。サクッと読める短編です。

オムニバス形式で、怪談話を投稿予定です。

妹の犯人を捜すために五百羅漢に、友人のKと忍び込んだ男は。

おいでませ おいでませ はやくこちらにおいでませ 貴方の大切なモノをかけて 貴方の唯一の願い、叶えましょう おいでませ おいでませ 彩紙耶堂へおいでませ

関ヶ原の戦いで徳川率いる東軍が勝利してから数年―― 拓かれたばかりの江戸では、まだ魑魅魍魎との諍いが絶えず聞こえていた。 少年、尾形森羅は自身に起きたある事件をきっかけに、 新し…

地獄の門番が倒された。人間界に妖怪たちが解き放たれる。 閻魔大王の息子・蛍は従者の三吉を連れて、人間界に調査に行く。 とある商店街に行くとそこで出会った心優しきフォトスタッフのな…

私が生まれ育った福岡のとある村では、「子供が山道を通るときは、紫のハチマキをつけないといけない」という決まりがありました。 夏休み中のある日、川で水遊びをしていたら、年下の子が…

マナカは白桃が大好き。 だから、おにいちゃんの分も食べちゃった。そうしたら……。

京都南部、山城地方 奈良との県境にも近い とある清流での出来事 昔の思い出をたどって

産女から預かった赤子は徐々に重くなっていくが、落とすことなく耐えきるなら、最後に力や財宝を授かるという。そんな伝承をモチーフにしたお話です。産女は日本各地に残る伝承だそうですが、…