「赤いきつね 緑のたぬき」を含む小説

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト応募作です。 粗はあっても優しい気持ちでスルーしておいてください。

僕とディトナさんは何の変哲もないとは少し言えないと思うけど、ただの夫婦。そんな夫婦のいつも通り、でも温かい帰宅の様子。

青年、湊は高校の寮生活時代を思い出す。決して人付き合いの上手くなかった思春期真っ只中の湊といつも笑顔だった先輩の優しい思い出。

大晦日――妻の実家では『年越しそば』ならぬ『年越しカップ麺』が振舞われる。 「赤いきつねうどん」と「緑のたぬき天そば」 この二つのカップ麺は、オレと妻の思い出の味だった。 笑…

受験勉強。側にはあの幸せが置かれていた。

真冬、大阪のとある男女のお話。 コンテスト応募作品。

広瀬智也は母親から、いい歳して独身である事をとても心配されていた。ある日ひょんな事から２人で恋バナをし、その際に智也は自分の秘密をカミングアウトする。 以前は結婚の話に触れられ…

ひょんなことから町娘ソミアが男物の下着を穿いたら勇者になっちゃった。 勇者の怨念染みついたパンツが魔王を倒せと彼女に憑く？ そして失踪した先代魔王の胸当てをつけた新魔王も復活!?…

経理部で働く赤井恵美を『こんちゃん』というあだ名で呼ぶ男、来栖廉。『こんちゃん』のあだ名の由来に恵美は愕然とする。恵美には、誰にも触れられたくない、そして自分でも思い出したくない…

一人暮らし始めたてに、ありそうな一ページ。 一応、男性でも女性でも当てはまりそうな仕上がりとしました。 ＜「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト＞ …

受験期に葛藤する一人の男子中学生の物語。

寒く冷え込む冬の季節。いつもの時間にいつものものを持って外に出る。今日は星が綺麗だ。こんな日は星を眺めながら飯を食いたい……そうだカップ麺があったはず……

2011年3月11日。 東日本大震災。あの後の東京は、町が真っ暗だった。 ３月の東京はまだ寒く、数時間ずつの計画停電の中、部屋で布団をかぶっている他はなかった。 ※「赤いきつね…

『「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト』に応募している作品です。 私のあの頃の思い出を綴っています・・・

暮れが差し迫った十二月二十九日の朝。白狐神社の社務所に赤いきつねが１００ケースと緑のたぬきがひとつ届けられていた。 送り主の名前はないが「大晦日に皆と召し上がれ」という趣旨の手紙…

赤いきつねさんと緑のたぬきさん、二匹との打ち合わせのために会議室を訪れた私。 だけどそこに居たのは……。

闇落ちして＜緑のたぬき＞になってしまった 先代＜赤いきつね＞に、 正義の志を受け継いだ若き ＜赤いきつね＞が挑む愛と感動と正義の物語です。 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せし…

南の王国の商人であるジュエルイアンは、帝国のカインクムを訪れた。 その手には、段ボール箱が抱えられており、中には“赤いきつね”と“緑のたぬき”が入っていた。 初めて見る異世界の食…

父、赤井一太が死んだ。 長男である僕は、葬式の時に父へのお別れの挨拶を行う。

　赤いきつねが好きな僕と緑のたぬきが好きな彼女。