「昭和 現代」を含む小説

都会の都会化が日進月歩する傍らで人間は未来と同時に過去を求めた。 そう。 例えば昭和とか。 昔懐かしあの頃のああいう時代のあの街。――しかしそれは結果として時代から置き去…

薫は中学生。疎遠だった幼なじみとの交流がまた始まった。けれど、彼は人ではなくて･･。これは恋ではなくて、なのに、彼はときどき思わせぶりな態度を見せる。どこまで歩み寄れるのか。どこ…

現代。 新進作家の白川椿は、旧華族・橘家に嫁いだ叔母のもとへ、次回作の取材に訪れた。 そこで、女学校時代の思い出の品とともに封印された、古ぼけた手帳を発見する。 資料かと思った椿…

日本は年号が平成から令和へとなった。しかし、この会社は昭和のまま。 地位も発言権もないアルバイトから見たクソ会社ストーリー。 ～現代ではまだこんなクソ会社が存在していたのか～とあ…

自主企画で主催したコラボ作品です。 夏の句。 ・|炎昼《えんちゅう》：真夏の昼間。 炎天の炎と昼間の昼からできた言葉。 昭和十三年刊行の山口誓子の句集名から広まったという。 …

はしがき これは鶴谷 寿著「 アメリカ西部開拓と日本人」 日本放送出版協会 ）からモチーフを得て書かれたものです。 私は1 9 8 1 年に、この本をロス・アンゼルスのリトル・東…

　現在構想中の作品の為に、「何かしらの理由で現代まで存続している大日本帝国軍の装備」を考えております……。が、如何せん僕はミリタリーの知識は(銃器以外)ド素人なので、素人が考えた…

不忍池のほとりで皺だらけの服にゴム長靴、薄汚れた風体の老人と出会う。 薄紅色の桜が舞う中、ベンチに座りぼんやりと池を眺める老人から語られる純愛と哀愁の物語。 昭和半ば、夏盛りのデ…

上野は歴史が残る街だ。 路地裏では昭和後期の建物がいまも使われて、アメ横は戦後の闇市の面影のままに活気を見せる。 そんな上野の中でも、上野恩賜公園にはいたるところに歴史が存在する…

登場するキャラ全員を応援したくなるような物語です

昭和のヤンキーが突然平成へ来たら！ 現代の世を昔のツッパリの視点で見るとこうなる決定版。

車が普及する前の明治時代から現代の日本に来た男の話です。 突然現代の東京にいて困ってたら休日をエンジョイしてるOLに拾われて…という状況です。 大正昭和初期辺りの文体を真似て…

神が天を、地を、人を作り、治めた「神代」の終わりから幾年。 とある出来事をきっかけに、再び同じ時代を生きる事となった「神」と「人」は、互いに何かと気遣いつつ、ぎこちなくも共生の道…

現代、異世界が舞台のお話です。 1話約2000〜6000文字、1タイトル合計1万文字程度まで。 気になるお話からつまみ食いでどうぞ（簡単なあらすじは下記） ※縦組み表示推奨。カク…

昭和２年。客船に乗って欧州航路を日本に向かった主人公夫婦。 歴史の傍観者として歩きつづける２人の前で、時代は満州事変、五・一五、昭和維新、二・二六、そして、いよいよ大東亜戦争へ…

アラフィフの真山梅次は、グループで活動する現代のアイドルが好きではなかった。アイドルというのは、一人でがんばって活動するものだという信念を持つ、時代に取り残されたオッサンである。…

旅立つ人を見送った、それからの五分間。 「LisPon×カクヨム “最後の5分間” 小説×朗読コラボレーション・コンテスト」参加作 https://kakuyomu.jp/in…

出張先を知った祖母から、恒樹は現地に住む叔父に会いに行くよう頼まれる。父方の祖母の次男。つまり恒樹にとっての叔父に。 飛行機に乗り、恒樹が空港からはタクシーを使っていると、左手に…

北国の町で見つかった焼死体、その無残な亡骸は数か月前に暴力事件を起こしてパートナーのマスコットと逃走していた魔法少女のものだった。 残酷美を売りとする特殊な映像業界で活躍してい…

※5～6年前、古書ないし古書店を題材にした小説を募集していたどこかの出版社の企画のために書いた作品（ちなみに結果は選外）です。 　自他共に認める本の虫である高校二年生の「僕」。特…