「妖怪」を含む小説

　京都で独り暮らしをする大学生、月宮静夜は、《陰陽師協会》からの命令で、とある少女を保護することになった。 　竜道院舞桜。14歳。中学三年生。京都の陰陽師たちを管理する《平安陰陽…

　──時は戦国、腕に覚えのある屈強な侍が群雄割拠する時代。 『人斬り夜叉桜』と呼ばれた神出鬼没の辻斬りがいた。 　その剣客は闇夜に隠れ、神速の如き殺人剣で人々を惨殺する。その…

毎週木曜日 20:02分更新 坂城　功。彼には物心つく前から、霊や人にあらざるものが『視えて』、『触れて』、『会話できる』という人間だった。周囲との認識の齟齬という問題を抱えて育…

西遊記の平行世界のような場所で繰り広げられる三蔵一行、妖怪、人間、神仏の攻防。のはず、……多分……きっと……。 天上の桜は聖樹か、それとも妖樹か。神仏の思惑に翻弄される人々。…

　こんな感覚はないだろうか。 「ここは、自分がいるべき場所なんだろうか？」 「どうして僕はみんなと違うんだろうか」と。 　疎外感、孤独感にも似たこの感情。そんな感覚を味わっ…

怪談・奇談の類。実際に聴き取りした話を改変して載せる場合も、完全な創作の場合もありますが、基本的にはフィクション感覚でお読みくだされば幸いです。

　呪われているのは人か刀か。運命に見放されたはずの少年、字見懸命は今再び彼の呪われた刀を引く抜く定めに向き合う。最後に笑うは神か仏か、それとも――怪物か。異国の魔女ケイに誘われ…

巫女としての使命を全うしている九条院紗代の下に妖怪の先祖返りである新藤透也が転校してくる。 　

これは、フィクションです。正確な史実に基づくものではありません。鎌倉幕府成立のず～っと前。武蔵野では武蔵七党と言われる同族的な武士団が生まれ割拠した。妖怪たちと戦い、悪人たちと…

　超能力者である野原一樹は、その能力を誰にも知られなよう、これまでできるだけ他人と関わらないことをモットーに生きてきた。 　進学先の高校で、一樹は同じクラスの美少女、中臣紗和子と…

中学１年生の「木野村ちせ」は、パパの出世を願いとある神社へ そこは「異世界」へ迷い込む入口でした 特殊能力も無ければ攻撃スキルもない、チートなんてとんでもない そんな普通の…

妖怪や怪人、怪物・魔人が当たり前に存在する世界。 平穏に暮らすにはヒーロー戦隊、対妖怪チーム、人造人間、魔法少女の活躍なくして担保されない。 助けられるのが当たり前の世界、そんな…

「嗚呼、その顔が見たかったんだ」 　平凡な日々は楽しいか？ 　平和な日々は楽しいか？ 　平穏な日々は楽しいか？ 　何かを繰り返すだけの人生など面白みに欠ける。 　あぁでもそれ…

　石坂慧は大学一年生である。 　家に届いたチラシから旅館アルバイトに応募して、 夏休みにアルバイトをしてみようと考えた。 　自然あふれる土地にある素敵な旅館。 　しかし、こ…

此処は妖怪学校。加えて男子校である。 そんなむさ苦しくも賑やかな学園に一人の転校生がやってくる。 波乱の予感をなんとなく感じ取る、結。 かなりの頻度で問題の起こる学園で、更なる問…

筆者が妖怪について解説したり、楽しんでもらうために色々書いてます。

【第一部完結！第二部連載中！！】 張景は桃源郷で仙人になるべく修行をする道士。しかし最近、生き別れた兄の夢を見るようになり、修行もスランプに。気分転換に知人の手伝いをしてこいと…

「僕の描いた絵が本物になったらいいのに」 そんな夢を抱く絵描き好きな少年・織部緑光（おりべ ろくみつ）は、科学の発展によって可視化された人の魂が持つ「色」を重視する現代に生まれる…

ひょんなことから妖の領域に迷い込んだ男の生活をただ綴っていく物語。 不定期更新(たぶん超鈍足) 完結しない（そもそも着地点を定めていない） お暇な方だけどうぞ