「大学生 思い出」を含む小説

大学生のヒロは彼女のミキを送った帰り道、ある記憶を思い出します。彼女との大切な思い出はとあるお祭り騒ぎの後にあったのでした。 【ＫＡＣ２０２０２参加作】２本目 ２０２０ヒロ・…

猛暑が続く八月初旬。夏休みに入って一週間経った女子大学生の葉山和(はやまなごみ)は、最近自分の身に起こった出来事から、いろいろな葛藤や悩みを抱えていた。そんな時、久しぶりに時間が…

本棚の整理をしていると、３年前に書いた日記が出てきた。 心の中身をそのまま書き写したような、重苦しく生々しい日記だった。 ……当時の自分は本当にどうにかしていました。でも今とな…

　冬の日の夕方。あたたかそうな外套を着て、手袋をしていた彼女。そんな彼女に、俺は淡い恋心を抱いていた。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリスタ」「ステキブンゲ…

大学生である「僕」は、冬休み期間を利用して久しぶりに実家へと帰省することになった。数か月ぶりの地元、学校や町は相変わらず“あの頃”のままだったが、僕にはそれが苦痛だった。なぜなら…

大学四年生の冬といえば、就活も無事終わり、友達と思い出作りに旅行しにいったグアムの写真をTwitterにUPしたり、バイト仲間との飲み会で勢いとノリに任せて撮った動画をインスタグ…

5年前の思い出に浸る、とある大学生の物語。

主人公:南 陽（みなみ あきら）は京都の大学生…過去の失恋を引きずってなかなか新しい恋に踏み出せない。平成の時代から令和になった今、勇気を出して新しい恋に一歩を踏み出した…

　一人の大学生の、夏の思い出。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリスタ」「Prologue」でも掲載しています）

変なことばかり起こる、幼馴染みの男女の一日。 「女の川」……ぼくはチカを迎えに行った。すると平屋建ての小さな家からは、ドアから窓から大量の女があふれ出していた。中にいるはずのチ…

桜がその花を咲かせていたことを、夏になれば人々は忘れてしまう。 誰もが足早に、アスファルトの上を歩み去っていく。 そんな2011年7月の頃、わたしは親友に別れを告げた。 そうせ…

大学１年の夏、彼女の部屋で僕は一冊の本を見つけました。 「これ借りていい？」 「いいけど、ゆう君がそんな本に興味を示すなんて意外」 「いっぺんやってみたかったんだよね、タロット占…

大学生の翔太。彼の一番の宝物は、小学生の頃に友達と共通の話題を作る為にだけ観ていた、何の思い入れも無いアニメの安物の人形である。何故、それが一番の宝物なのか。それには深い訳があっ…

　一人の男の、大学時代の思い出。もともと彼は、煙草の匂いが好きではなかったが……。 （自主企画『煙草と少女』に参加する目的で書いた作品です） （カクヨム初出ですが、現在は「小説…

　大学生の「私」が毎年春に、ひいおばあちゃんからもらった栞の桜の花びらにあるお願いをする。 　そこには、ひいおばあちゃんとの大切な思い出があった。 　香鳴裕人さまの自主企画｢同…

クリスマスイブに起きた、一人暮らしの大学生、高松健太と飼いアリとの不思議な物語。

里井幸哉は大学生時代の仲良しグループで、オフシーズンのリゾートホテルにやってきていた。 昔話に花を咲かせた一夜を終えて、プールサイドで一人座る幸哉。心の中に青春の思い出が去来する…

「ねぇ、もうこの関係終わりにしよう」 扇風機の前のベストポジションで、椅子にもたれてアイスをかじる彼女は、まるで今日の夕飯の話をするかのような気軽さでそう言った。 平成最後の夏…

大学三年の夏、付き合っていた彼女と絶好した裕太。夏に実家に帰るとき彼女を連れて来いと言われる。別れたことを言うのが怖くなった裕太はレンタル彼女を借りることに。お任せで選ばれて…

〈青木の街はまだ春が遠いシリーズ〉 略して、青春(アオハル)シリーズ。 ※受験勉強に専念する為、1月26日まで連載を停止します。申し訳ございません。 前編 「花瀬理佐の遠鳴り…