誕生日を迎えた。一緒にお祝いしてくれる人は誰もいない。1人で過ごす記念日。でもちゃんと用意しているんだ。素敵なバースデーケーキを。きっとあなたもやりたくなる素敵なお誕生日です。
大学生の青木広茂が一人、ハッピーバースデートゥーミーと歌うその目の前にある想像を超えた斬新なケーキ。このケーキの正体に気づけた人は、相当想像力に恵まれた人だと思います。さて、そのケーキとは?
……そう海に向かって叫びたくなるような、ストーリー展開でした。 この世に生を受けて二十年。 あの頃、自分はどうしていたのだろう。 いいと思います。それが、二十歳の心の故郷なのだから……。 二十歳の頃、私は石川県民で職に就いていました。そんな中、今はもうないだろう『書院のワープロ』で、四畳半の部屋で、執筆作業の原形みたいなことをしていました。――そんな日々を、温かく思い出させてくれる逸品でした!