「君の声」を含む小説

【この世界は、ノイズだらけ……】 主人公の律は、仕事や外出の度に聞こえてくる誰かの悪口や怒鳴り声、街中に響き渡る程の大きなクラクションの音、怒りをそこにぶつけるかのようにバタンッ…

とある科学館にあるプラネタリウムに入り込んだ男性と、 星座の解説のバイトをしている大学生、天文部の女性 傾き続ける星座のように、刻々と時間は無くなっていく。 流れる星に願…

少女は夜に目を覚ます。風の音に耳をすます。頬に触れる冷たい風を感じる。そして、美しい「声」が彼女に囁く。 ジャンルはどれが正しいのかわからないのでとりあえ…

君の声は届いている。けれど誰も聞こえていないふりをしてるんだ。今日の予定はなんだろう。きっと誰も決まっていない。なら夜は空いてるかい？君に希望を届けるよ。明日を思ってなく君に今日…

君の声は誰にも届かない。 失語症の少女は誰にも届かない声で何を想い何を届けたいのだろうか。 そんな興味本位で、同じクラスの失語症の少女のことを知り始めた主人公。少女は教えてくれた…

２００３年４月ごろに書いた詩です。

季節外れですが、断捨離していたら昔のプリントアウトが出てきたのでアップしてみました。 かなり若い頃の作品です。

ふわり、と花が香る。 ひらり、ひらりと蝶が舞う。 陽が暖かく全てを包み込む中、少年は本を読んでいた。 読み終えたらもう一度読みたくなる、そんな作品を目指しました。 Twitte…

高１の藤井アゲハの人生は、父が借金を残して蒸発した日に変わった。オシャレも恋も、大好きだった歌うことも全て諦めた希望のない日々。でもそんな世界で、クラスメイトの彼――中田力（リキ…

怜亜と有希、美奈と梓は同じクラスの仲良しグループ。何をするにも一緒で、学校での行事などもいつもこのメンバーで過ごしていた。 そんな四人はとある約束を交わす。 *4話完結です

　僕は君の顔を知らない。君も僕の顔を知らない。 　でも僕たちは出会い、夜の海で、二人だけの演奏会を行うようになった。 　誰かに聴かせるわけでもなく、ただその時間が続いて欲しいと願…

ふらっと思い付いた妄想です。 エブリスタにも掲載されてます。

毎年春になると、桃色の雪が入り込む病室で僕は君に出会った。僕は君の声も名前も知らないはずなのに、何故か君のことを知っていた。 高校二年生だったはずの小林 駿(こばやし しゅん…

すごく耳がよくて、色々聞きたくないことまで聞こえてしまうから、イヤフォンで全てを隠している女の子と、そんな女の子にだんだん惹かれていく男の子のお話です。

　夏の夜。祭りの喧騒を遠くに聞きながら、僕は彼女と夜のプールに忍び込んだ。 　そうして、見上げた夜空は見渡す限りが星の輝きで埋め尽くされていた。

近未来のある日。ヒースロー空港のカフェで主人公はある男性と相席になる。

矢野森 千晶…張山に住む、女子高生。写真部。普段は落ち着いていて、どこか気だるげ。 カナタ…不思議な少年。 宮村 彰…千晶の幼馴染。大人しく、優しいが小悪魔。 睦月 夏美…

彼女が……亡くなったはずの唯が伝えたかった言葉。それを見つけたとき、奏弥は自分の中の答えを見つける。 短編小説です。