「ショートショート 色」を含む小説

瑠璃は、二ヶ月前にずっと自分が守っていた幼なじみの桜に守られたことがどうしても気に食わないと思っていた。 少し前に大学の課題で書いたものです。供養

文字で書いたスケッチブック。最終話のみ短編小説になります。 2022年7月開催「文を綴り披く月」参加作品。

立川勇人は同僚の佐藤真理と付き合っている。 しかし、彼女のことを本気で愛していなかった。 ある晩に真理と婚約するが、そのときに真理が発した言葉が 大学の頃好きだった相田先輩との記…

ネギのようなものも乗っている。しかし、これは確実にうどんだ。店先の暖簾には「うどん」と記してあった。メニューにもそう書いてあった。店員も「こちら、うどんです」と言いながら持ってき…

ジャンルごった煮のショートショート（短編）集です。 各話の冒頭の【○○】にジャンルを記載しています。 基本的に単発なのでどこから読んでもＯＫ。 暇つぶしにいかがでしょうか。 面白…

ふと花火が見えた。 懐かしさを覚え、僕はかつての友人を思い出す

純文学掌編(ショートショート)

夏の大型連休、祖父母の元へ帰省する兄妹。 その道中、妹は以前兄が言っていた「灰色の世界」について訪ねます。

現代のSNSに疲れた「僕」が始めた文通のお話です。

彼女がそこにいるだけで、色鮮やかになる視界。

「ご存じですか、信号機の耐用年数。約20年だそうです。信号の色をコントロールするのは信号機の中にある制御機ですが、一説によれば、全国で約4万基以上が更新期限を過ぎたまま稼働してい…

あなたは今までのことをすべて覚えていますか？ 全てではなくとも、繰り返し思い出す幸せな記憶が一つや二つあるはずです。 その記憶はどんな記憶ですか？どんな形で、どんな色で、どんな匂…

現在よりも少し先の未来のある日、若きアパレルブランドのオーナー、ベティは労働用ロボットの第一人者であるロバート博士の元を訪れた。 ベティはどうやら、新作のドレスの色を悩んでいるら…

ショッキングピンク、パッションレッド、ウルトラマリンブルー ――それら感覚的すぎる色の名前は、いったい誰が決めたのか？ 色に始まり色に終わる、いろいろありそうな色彩少年との不条理…

　北の都、札幌。その歓楽街から少し離れた路地裏に、ひっそりと営む夜の店があった。その名も、『満喫・夜咄』。店として看板を掲げながら、ここには財もサービスも存在しない。不思議な店。…

2kaさんは、「朝の病院」で登場人物が「すれ違う」、「チョコレート」という単語を使ったお話を考えて下さい。

道路際で見つけたオレンジ色のゴム風船のような生き物。初めは虫かと思ったが、それを調べてみるとコウモリだった。正式名称はフウセンコウモリ。その姿形も奇妙だが、その生態もまた謎に満ち…

亡くした祖母のクロゼットを整理する僕は、ばぁちゃんの事を思い出していた。 頑固で、面倒で、変な色の服を着た、ぼくのばぁちゃん。 そんな、ショートショート。

新しい色のコメディを作る話。

～ 繋がる異世界ショートストーリー第二話 ～ 　世知辛い人間社会からフェードアウトした元騎士の剣鬼。新天地にてスローライフを満喫中、その平穏はご近所トラブルによって崩れ去る。 …