「悲恋（？）」を含む小説

いつも待ち合わせていた公園で、あなたと過ごす最後の一夜。 物語サークルのお題「揺れる」で書いたショートストーリーです。

彼はあまりにも強く、そして優しすぎた。 彼はその力を振るうことなく闇に消えた。

生まれた時に魔女に呪われた姫は、十の時に十五の誕生日に死ぬと魔女から告げられる。 死ぬ運命を回避したい姫は、新しく教育係となった宮廷魔術師と共に、魔女の呪いに立ち向かおうとする。…

僕らは上手に生きている。ルックスを磨き、学力を伸ばし、コミュ力を持つことで誰からも価値を持たれるよう努力する。上には空気を読み、下には慕われるよう努力し、同年代には嫌われないよう…

　※注　某名作ラノベの題名っぽい名前にしてますが、関係はまったくございませんｗ 　気がつけば、長編・中編・短編含め、カクヨムにもけっこうな量の作品をUPしております。 　故に作…

　※8000字程の短篇ですが、読みやすいよう、細かく章をセパレートしました。 　いつもはお笑いに走ってますが（しかもブラックｗ）、今回はいつになくまじめなお話です(^^; しか…

人と妖狐との奇妙な恋愛は、やさしい終焉へと向かう…… 莫大な妖力とそれに反比例する人の姿。 愛する人と添い遂げる決心をしたヒロインは、 優しい終焉へと舵を切る。

彼女には好きな風景があった。 自分をつくった原風景とも言えるその場所が大好きだった。 けれど、ある別離を経て、その原風景は色を盗られてしまった。 それ以来、彼女は。

　とある「恋愛ファンタジー」をお題にしたコンテスト用に書いた、ギリシア神話の「オルフェウスの冥府下り」をモチーフにした悲恋の物語。 　そして、なかなか読者様に好評の拙著長編ファン…

普通の会社で働く梨乃川俊之介。 いつもどうり電車に乗って出勤をする。 電車の中でとある女性を見つける。 一目惚れ。というものをした僕は、彼女を追いかける。 「L〇NE交換…

百合です。 バッドエンドと若干のNL含んでおりますのでご注意ください。

春と夏と秋と冬。 季節を巡る、少し切ない恋物語の詰め合わせです。 夏野けいさんの、『#会えないはエモい』というハッシュタグに便乗して書きました。

　エヴァンズ男爵家の一人娘であるシャーロットは、親友のアリスに連れられて参加した仮面舞踏会で一人の青年と出会う。後日再開した二人は恋に落ちるが、青年にはある秘密があった。 　シャ…

ある日突然、僕の前に「死神」と名乗る一人の女性が現れた。その「死神」は僕に一か月後に死ぬことを告げた。 そんな僕は残りの一か月を「死神の助手」として過ごすことになった。 いろいろ…

ショートショートのお題「桜」に基づいて書いた作品です。

　主人公が目を覚ますと何故か図書館にいた。 　スマホにはメッセージが。「ここで待ってるね」 　桜が咲くすこし前の季節の、不思議で哀しい恋愛譚。

唐突すぎる彼からの別れ話しに、ひとさじの足掻き。

ありがとう。 さようなら。 ごめんなさい。 ふっと浮かんだ、そんなフレーズ。そして目の前に浮かんだ情景。 大切な人が居たはずの、、暗い部屋。 完全想像の悲恋。

会社の上司の岸田と不倫関係にある珠寿は、幼馴染の那月へのこじれた思慕を引きずったままだった。 久々の那月との再会。 珠寿は那月への恋心に初めてきちんと向き合うことになる。 (2…