「『どんでん返し』について」を含む小説

僕は寂しかった。 挨拶しても、触れても、誰も僕に気づいてくれない。 誰も、誰も、誰からも。僕は気づかれない。 ※アルファポリスにも掲載中

こたつ愛溢れる友人達を、自室に招いた都。そこで勃発した白熱した闘いが、思わぬ展開をみせてしまった……。

KAC2020参加作品。 少年は忙しそうなトリさんを取っ捕まえて、一方的に喋り始めた。 どんでん返しについての私見。一応どんでん返しがあります、とここで書く矛盾よ。

水が嫌いな温水と結構馬鹿な田中と名前を覚えてもらえない宮西の話。 ジャンルが分からない。 タイトル長くしてみた。

運送業の配達員の男はある日殺人の現場を目にしてしまう。 犯人は逃げた後、警察に連絡をしようとしたがままならなかった。 見知らぬおかしな部屋、空に浮かぶ男に彼は告げられる。 「犯人…

キャッチコピー通りの話

4か月間の就活の末、銀太郎はようやく採用を勝ち取った。だが同時に社長の座も与えられた！　初めは怪しみ戸惑っていたが、意外にも社長として順調に日々が過ぎていった。 ところがある日……

愛人と抱き合う夫に、涙する妻。その傍らで、歯噛みするしかない私。愛憎渦巻くパーティの夜に、悲鳴が響く。愛する人の濡れ衣を晴らすため、私は── KAC2020参加作品です。（お題5…

　センバツ一回戦。帝東の先発は最速160キロのストレートと落差のあるフォークでプロ注目の右腕、松茂。 　対戦相手の星城は松茂の前に三振の山を築き、8回までノーヒットに抑え込まれた…

辺境惑星ハーンの統治官キャズのもとに駐留軍の指揮官として送り込まれたのは軍人らしくないチャラい男レブン。 折り悪く宙賊の大部隊がハーンを攻略するとの情報がもたらされて……。 【…

テレビを見ていたら、世界が終わろうとしていた。 「生き残りたいなら、言うとおりにしなさい」 優しい宇宙人からの助言を男は命がけでこなそうとする。 KAC2020 ～カクヨム・ア…

――とある夫婦の会話と対話。

掌編のため粗筋なし。

望まない結婚から逃げるために屋敷を抜け出し、恋人の待つイルブークの町を目指す。 ガタゴトと揺られる馬車の荷台から見る朝日は、とても……とても美しかった。 舞台は架空の町なんです…

ある日いきなり、三十五歳の男による夫婦殺人事件勃発。 男を逮捕した刑事たちは男の自分勝手な憎悪に憤り、法の裁きを絶対に与えようと決意する。 しかし男は、…………そして十二年後……

気づいたらダンジョンだった！ そんなありきたりな展開を、予習済だと受け入れる主人公。 すぐ傍には「ダンジョンを脱出しましょう」と書かれた看板があった。 訝しむ間なく、彼女は指…

美人の図書委員長は、ネタバレを先に読んでから本を読み始める派でした――。

クラス内カースト最上位のギャルはゲーマーだった。陰キャの俺はゲームでは負けられないと勝負を挑むも、いつも最後の最後に逆転されてしまう。しつこく挑み続けた結果、ついに彼女は言った。…

消えたプリンをめぐるミステリ。これをミステリなんていったら怒られそうだけど許して下さい。