「手紙」を含む小説

「親愛なる姫君へ」 「親愛なるオイレへ」 帝都を訪れた執事オイレと、彼を送り出したレーヴェ皇女との手紙によるやり取り。 一話ほぼ1000字未満。十話でさっくり完結。

　どんなに評判の映画を見ても、涙を流すことができない俺は幼馴染の里奈から手紙をもらっていた。そこには『死にたい』の文字が。それから里奈は不登校になり、俺の前から姿を消した。 　そ…

「楽士との旅――ヤーゲイ・ガナルの手紙」の後日譚です。 主人公のヤーゲイが兄の部屋で酒呑みながらくだまいてるだけです。 東洋　夏@summer_east様 作のtwitter診断…

ネガティブな大学生である烏丸はある日、近所の川で瓶詰めの手紙を拾う。 そうして始まった文通が、そして不意に訪れた別れが彼を少しずつ変えていく。

・夜道 舞台はラオス南部、世界遺産のワットー・プーを観に行った帰りに、移動手段を失い、遠い街まで歩いて帰らなければならなくなった男の孤独と侘しさを、大麻を頼りに、夜を画布に、酔い…

惨殺代行人という職業がある.... 彼らは都市伝説程度にしか扱われていないが確かに存在する。惨殺代行人の1人の「雨夜さくら」の元には今日も依頼の手紙が届くのであった...

栗花落朔夜（つゆりさくや）の元に届いた不可解な手紙。恐る恐る開くとそこには「招待状」という文字と「あなたのお探しものはこちらにございます。」という仰々しい文字が。朔夜は数週間前に…

神崎瑠奈は飛鳥修一のことが好き。 飛鳥修一は１歳年上の兄であり、生徒会会長、成績トップ、物静かでおとなしいけれど、しっかりものだ。 先輩にラブレターを書いて読み直していると、そこ…

友だった者がいた。 だがその友だった者は自分勝手で横暴で、 人には厳しく自分には甘い者だった。 そんな友だった者への別れの手紙。

日常で感じた事を楽しかったこともボヤキもごちゃ混ぜで。 赤裸々壁打ち誰得エッセイ。 世界の片隅で「読まれなくても良い」と「ちょっとは読んで」を悶々とさせながら、ちっちゃく叫びま…

　中学卒業後、10年が過ぎたある日、当時の仲良し男女4人組が久々に集まった。 　卒業記念に埋めたタイムカプセルを開けるためだ。 　中には10年後の自分へ向けた手紙が入っている。大…

本当のことと、本当じゃないこと。 それが大切なのかどうかもわからないけれど、現実ってすぐに迷子になる。 そんな日々ゆらゆらしている私の日常を君に宛てて書いていきたいと思います。

　百合からの手紙に喜ぶ明神。それを羨ましく思う智弥だったが、そんな最中、何者かに両目を潰されてしまう。口も利けない、手も足も不自由になった明神は百合の幸せを願って別れを決意するも…

宮廷庭師の私は、騎士団副団長のオリバー様に見初められ、結婚をする。 最初の半年は幸せな結婚生活を送れたものの、戦争が始まってしまった。 オリバー様とは離れ離れになり、戦争は何…

水波佑梨は恋人に振られ、夜明け前の海に訪れた。 そこで不思議な少女と出会い、世界の終わりにまつわる話を聞かされる。 その直後、少女が目の前で自殺し、なぜか死体が手紙に変化してし…

これは好きな人に向けた手紙

僕には子供の頃から決められている許婚がいた。けれどお互い特に相手のことが好きと言うわけでもなく、月に2度の『デート』と言う名目の顔合わせをするだけの間柄だった。そんなある日僕の元…

『私はサンタさんが欲しいです。』 12月24日、俗に言う「クリスマスイブ」 サンタクロースとして働く俺が仕事で入った女の子の部屋にはそんな手紙が置いてあった。

『私の家は、なっちゃんにあげます。鍵を同封しましたので、使ってください』 少しの荷物と、フキコさんからの手紙と、ふたつの鍵だけを持って、なっちゃんはフキコさんのおうちにやっ…

およそ20年分の「サンタさんへの手紙」 きれいな便箋で書かれたもの、折り紙の裏に書かれたもの、画用紙に書かれたもの。どれもかけがえのない、私の宝物だ。