茶うさぎから白うさぎへの手紙 2022

メラニー

1月

1 次の景色

 あけましておめでとうございます。


 年が開けました。

 引き続き読みに来てくださった方、ありがとうございます。

 今年もよろしくお願いいたします。


 さてさて。

 現在私がオリジナルの小説を休止して、二次創作に没頭している訳ですが……


 自分でも本当にこんな毎日新作を公開しているなぁと感嘆してしまうわけです……

 自慢というより呆れというか。


 そう思うと、私はいつも駆け抜けるのが早いという事を思い出しました。

 これは、あーちゃんに言われた事で、ルースの収集でも、私がハマった後を追ってしまっていると。

 私はまず普通に、おしなべて色んな種類の石が欲しいと集め出したのですが、そのうちインクオーツ系を調べだして、あれこれとあーちゃんにオタクマシンガントークをしたわけです。

 インクオーツというのは水晶の中に違う種類の鉱物が入り込み、特別な景色が生まれている石の事。

 同じような柄の石になる事はや同じようにカットされることは無いと言っていいので、一期一会である為コレクターの血が騒ぐわけです。

 

 同時にサンストーン系も。石の中に粒々が見え、それが輝くという物です。

 これも特にアイオライトサンストーンとオレゴンサンストーンにはまり、今でもはまり中。


 で次はカラーチェンジ系。アレキサンドライトが代表的な光の色によって色が変わる石。

 これも変化の違いなどを自分の目で見たいから、短期間でぶわぁ~と集めまくって、あーちゃんにも見せながらオタクマシンガントーク。


 でもまぁ、後追いしている、と言っても全く一緒では無くて分岐しているのだけれど。彼女はUV変色する石(ブラックライトで変わる)が好きだったりするし。


 それでも確かに私は駆け抜けるのが早い。

 一刻も早く、カンストしたいのです。

 その時一体何が見えるんだろう?という好奇心に勝てなくて、一気に行ってしまう。


 もっと一つ一つの時期を楽しめばいいのに。

 今もルースは大好きですが、ちょっと自粛中です。

 以上の理由で去年の短期間にかなり買いすぎましたからね……


 昔、ドラァグクイーンの映画にはまった時も、駆け抜けたもんなぁ。

 映画館のドサ回りをして、応援系の鑑賞がほとんど知られていない時代に周りました。

 極めつけは、映画のコスプレをしに川崎まで行ったし……


 今も好きですよ、その映画も音楽も。時々聞くし。

 私の創作をするにあたっての、核みたいなところにも入り込んでいると思う。カンストしたからこそ、魂に刻まれた、みたいな。


 きっと今回もそれなんです。

 次の景気が見たくて、どんどんと新しいお話を書いてしまう。

 「こんな書き方だったら、どんな風になるだろう?」と好奇心が抑えられない。

 ピンク小説を書いたのもそう。なのに、「ヤキモチ」という言葉を使わない縛りで、本人がヤキモチという感情が分からないけどヤキモチを焼いているという純愛小説みたいのを書いたり。

 作風もコンセプトも全然違う……

 

 私の持ち味は日常系だと思っているし、それが書きやすいんだけど、違うものを書いた時の自分の頭の中の流れとか、読む人の数や反応、そもそも書ききった後の気持ち。

 そういうのが、私の好奇心の対象になっていると思う。


 今は久しぶりに一人称の小説に手を出してしまった。

 一人称で書き始めると、脳のスイッチがなかなか切りかわりにくくなるから、次に戻すのが大変かもしれないのだけれど、それでもやってみたかった。

 やってみたかったんだから仕方がないですよね……

 

 だから、きっとやりたいと思う新しい事が無くなったら、ある日突然やめてしまうのかもしれない。

 というか、早くオリジナルに戻ってこいという話ですが。



 まぁ、そのうち色々書いて底上げした状態で戻って来られると信じています。

 

 だって、やっぱりオリジナルはほんっっっっとうに読んでもらえないから!

 それが辛い。

 でも、それを乗り越えないといけないんですよね……

 

 創作は呪い。


 ほんとうにそうですよ。

 やりたくてやっているんだけど、やりたくてやっているんじゃないんです。

 仕方がないからやっている。

 やらないと、どうしようもないからやっている。


 一年の計は元旦にあり というけれど、私は元旦どころか、晦日からずっと書き続けていますよ……

 今年もきっと書きまくるのでしょう。


 神さま、どうか、いい年になりますように。

 これを見てくださっている方々にとっても、いい年になりますように。


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る