「短編 夏」を含む小説

八月なのに、雪が降っている。 原因不明の異常気象の年、小学六年生の夏希は、お使いに出かけた日にクラスメイトのスーニャに会った。 年中冬の気候の国からやってきたスーニャは夏を知らず…

黒一色を纏った彼女との邂逅。 視界に入る前の刹那、湧き上がるこの思いは殺人衝動。 それの喪失は果たして幸せなのか

ある夏の日。 大学生の拓実と照美は三ヶ月の留学中に、 どうせ別れることになるし、付き合おう。と 三ヶ月の間だけ付き合うことになる。

昼間に母親に吐いた暴言を後悔しつつも、どうすれば良いのか分からず、いつものように家を抜け出し、夜の公園で一息つく少年。 その前に現れたのは―― ※物語の構成上、古い母親像…

文披３１題にのんびりまったり参加してみました。 今回は６番目のお題「筆」です。 短編です。

お互いに言い出さなかった関係。その最後のきっかけは、消し忘れたタバコ。 「消し忘れたタバコ」というお題で書いた2000字未満のショートです。

死んだ高校生活を送っている主人公の「僕」が、焼けるような一学期の最終日に出会った、スミレの香りのする「彼女」。蒸し暑い「僕」の日常に、爽やかな風が吹き抜けていく。 はじめまし…

　ある夏。暇を持て余した真紘（まひろ）は、腐れ縁の智（とも）と律（りつ）を夏祭りに誘う。だが、騒がしいところが苦手な律は会場の前で立ち往生していた……。

ある夏の日。私は冷房の効いた涼しい部屋から、汗だくで歩く中学生を眺めていた。私は、その子達を眺めながら、あの夏の出来事を思い出した。それは、とても不思議で、説明も出来ない出来事だ…

夏へと続く扉を、僕も探していた。夢を伸ばすカリキュラムが導入されてから十年、社会の評価とは裏腹に、僕はどうしようもない生きづらさを感じていた。僕はみんなのように夢を上手に持つこと…

初投稿です。 日記という断片的な形で書いてみました。

連日の熱帯夜が伝えられる中、クーラーが壊れた部屋で、男は一人、眠れぬ夜を過ごす。 ※この作品はカクヨムのみで公開しています。

猫が捨てられる所を見た、中学生の早崎卓は猫を拾う。そこから始まる不思議な1ヶ月、卓の選択は、、、

夏。探求心から家を飛び出した中学一年生の少年・琥太郎は見知らぬ海辺の町で宛てもなく彷徨い、一人の女性と出会う。 自分を知るためのひと夏の物語。

それは夏の盛りのことだった。

第一回青い鳥文庫プロット大賞の応募作。 NOVELDAYSにて昨年夏に催されたコンテストで、児童向け小説用プロットです。 ちなみに第二回は今夏7月15日から開催中です。 http…

去年の夏に付き合い始めた最近元気のない彼女 [比奈]を元気づけるため僕[朝陽]はシーサイド作戦(仮)なるものを立て奮闘するが、作戦は思わぬ方向に進んでいく…

　夏も盛りを見せる中、「僕」をとあるクラスメイトが訪ねてきた。誘われるがまま、「僕」は「彼」と共に桜を見に行く。

中学3年生の枯芝見風には、花咲紫苑という幼稚園の頃からの幼馴染がいた。 紫苑のとある告白をきっかけに、二人の距離は離れてしまうのだが、水泳の補習授業で彼らはもう一度顔を合わせるこ…