「立つ」を含む小説

２年くらい前にWordに色々追加されて話題になったときに勢いで書いたやつを単体でアップするやつです。

竜胆幾夜は既に二十歳を超えているにも関わらず魔王が大好きな中二病患者である。 そんな彼はある日、夢に導かれて異世界ファタモ―ルへと降り立つ。 そこで出会ったのは魔王の娘である幼い…

旅先で出会ったあいつは、むかつくし、女にはだらしないしで腹が立つ。 だけど、どうしても惹かれてしまう心は止められなくて。 無愛想な子とチャラ子の、口説いたり口説かれたりデレたり…

課題研究の一環で書かせていただいた小説です。読んだ方はできれば感想をお願い致します。 実在の詩人の方々が登場します。主人公の女の子は現代の学生です。 注意⚠️・読者の方の推し詩人…

高校に入学以来、友達すら上手く作れずにいた。 そんな私が、いつもより早い電車の中で、隣に立つ彼と肩をぶつけた。 その拍子、読んでいた文庫本が手から落ちる。 はじまりは、そ…

　路地裏の喧嘩に明け暮れていた青年・江戸屋（えどや）扇（おうぎ）が連れてこられたのは、東京湾に浮かぶ開発途中の人工島だった。政府が実施する、少子化対策のために選んだ男女を強制的に…

夕暮れ。『かごめかごめ』の歌が聞こえる。 私の周囲をクルクル回り、背後に立つ彼女。 そして、どこか懐かしい声で、私は問いかけられる。 うしろのしょうめんだぁ～れ、と。 …

　雪降る帰り道。 　死んだはずの少女が立っていた。 　

【一話完結・「5分で読書」短編小説コンテスト応募作品（恋愛）】 「好き。」 その一言、その想いを伝えることができないダイキ。 遠回りしつつスタートラインに立つ。 果たして…

陽が落ちると彼の家の前に立つ。 今日も、明かりの灯らない、扉を閉ざした家の前で、10回コールの電話をかける。かすかな願いと永遠の無音を断ち切るために。

教えてあげよう。通学路に潜む本当の恐怖というものを。 闇はゆっくりと、しかし確実にやってくるもの。 山岸トオルは五年前に定年退職を迎えた元刑事。 老いた身でなお地元社会に貢献す…

ゲーム版はこちら　https://www.freem.ne.jp/win/game/22958 ※ゲーム版にはショートストーリー、ロストシークエンスが収録されております。また、ゲ…

ぼくの弟、立山あおいは連続誘拐事件に巻き込まれた。でもぼくだけは、弟が決して帰ってこないことを知っている。

貴方に麗人が何度も挑む。 貴方は受けて立つ。木剣は真剣となり、最後の一戦を迎える。 ――貴方の物語が今、鮮やかに始まる。

　森深く、夢深く、時の眠る世界樹の森で、天使が見せてくれた夢の記憶。 　中世暗黒時代とも言われる時代の中欧、ここに中世最大の光芒があった。 　中欧シュヴァーヴェンの山岳地帯にスイ…

ゴミ拾いは素敵な家業、と簡単には言えない。自由はあるけれど結構キツイ仕事だ。マリコさんに出会わなければ、僕はもっと危険を犯さず、小さな仕事をして満足していたかもしれない。でも僕は…

アメリカの田舎町、ストンビーク。その町には、『赤い木』と呼ばれる木があった。それは草原の中に一本だけ立つ大木。誰が見ても目立つその木には、様々な噂があった…

『投げナイフの美女』という芸名で、演芸会館の舞台に立つモノク・ロー。彼女には、殺し屋という裏の顔があった……。 　異世界裏稼業シリーズのスピンオフ短編です。シリーズ本編の主要キ…

その広場の演台に立つことは死を意味していた。 演台に立てば告白しなければならない。内容はなんでもいいが、たったひとつルールがある。その場にいる誰も知らないことを話さなければなら…

スラムの街に立つ女性型ロボットのお話