「純文学・カクヨムオンリー」を含む小説

武蔵野で共に育った友人たちが続々と次のステージに進む中、何にも持っていない私。 友人の結婚祝いの集まりをきっかけに、ガラガラと何かが崩れる音がする。

夫と別れ、一人娘も嫁ぎ、武蔵野の地でたった一人暮らす女性は、日々の移ろいの中で昔見た一匹の蛍を思い出す。 変わらない暮らしをしているのに、どんどん変わってしまう周囲の環境。気がつ…

ショートショートです

仲間がタコ壺にだまされて釣り上げられる中、哲学的なタコは厭世的になって自殺をはかるが失敗する。いよいよタコは断食自殺を決行するが──。

骨折で入院した僕は退屈していた。そんな僕にお母さんが図鑑を買ってきてくれた。その図鑑とは──。少年時代の不思議な思い出を描く短編。

少年がなにを感じ、なにを考えるのか。

哲学者カントは毎日規則正しく散歩をしていた。その規則正しさは、人々がカントを見て時計の針を直すほどであった。そのカントがある日二十分遅刻した。それが原因で夫婦喧嘩が起きる。さてこ…

詩的散文とは何かを詩的散文を用いて論評したトートロジー。詩的散文とは何か考える人にご一読をいただきたい一品。

新しいスポーツが日本で初パブリックビュー！大学の後輩で雑誌編集者のS君が取材をするのについて行った私が見たものは…？筆者初のコメディ小説。

ある日僕は友人の金子そっくりな女に出くわす。金子はそんな女は知らないと言うが、再び僕らは金子女に出くわす。金子女とは誰だ？高校時代の謎の思い出を描いた短編。

フィクションです。

とある女の痣にまつわる短編です。 痣って「やまいだれ」に「こころざし」って書くな、っていうのがとっかかりでできた小説です。その辺意識していただけるとちょっと面白いやもしれません…

年老いた詩人は教会堂の再建記念の歌詞を依頼される。彼は絶筆を覚悟して筆を執る。果たして詩人は最後の詩を書き上げる事は出来たのか。