「なんで！」を含む小説

「殺す道具を極めるってどんな気持ちー？」 　子供の質問にショックを受け絶句する。 　それ以来、剣が握ることが出来なくなってしまった元剣聖の心の葛藤のお話。

北条徳子はスタイル抜群の女子高生。都下立東村山高校の２年生だ。ある日、なんでかわからないまま未来へと飛ばされる。そこは１００２２年、８０００年も経っていた。徳子の友人、浪人生の神…

主人公は理央【りお】。ラノベが好きな１６歳の高校一年生。 クラスでは大人しくて目立たない男子である。 彼の家の隣りに住むのは、幼馴染の美少女、紡【つむぎ】。彼女は理央と同じ高校に…

　仕事と人間関係に嫌気がさしていたときついポロッと「異世界転生したいなあ」と言ってしまったのを新米女神に聞かれてしまい、なし崩しに転生させられてしまった。 　そして更に気が付けば…

「白の悪魔」。 昔からこの国だけに伝わる、忌まわしき怪物の名。 気高き雪の神と同じ力を持ちながら、気に入らないもの全てを氷漬けにしてしまう──、なんとも愚かで傲慢な怪物の名だ。…

　高校生二年生の夏、僕たちは一つの目標に向かって競い合っていた。出版社が主催する高校生対象の小説コンテストで優勝し、作家デビューすること。それは、今まで生きてきた中で一番濃くて、…

アナは、聖女学院を首席で卒業した、皆が羨むような優秀な聖女であった。 人々を瘴気から守る奇跡の石、浄化晶石を守るべく、誰もが大都市に赴任するだろうと思い、本人もそれを望んでいたが…

雪は友人の美冬に、バレンタインデーのチョコレート菓子作りを毎年必ず手伝わされている。 毎年変わる美冬の「好きな人」、毎年上達しない美冬の料理の腕前、毎年聞かされる興味もない恋の話…

話したいと、触れたいと、すきなってほしいと、恋をすれば誰もが通る感情。上手く行かなければいかないほど募想い。 恋は、涙なしには過ごせない。

殺してしまった。僕は。 言ってしまった。僕は。 なんで、気持ちは、言葉で表せるの？

俺は死ぬ。 夢の中でだ。 だがもう死にたくない。 なんで俺、死んでまうのん？　(byセツコ) 　拙作【マセキ・コントロール】の前日譚になります。 　どちらを先に読んでも…

俺こと葉山大輔は、幼い頃から影が薄かった。かくれんぼでは忘れられ、テストでは危うく欠席扱い。 そんな存在感皆無の俺が通う高校には、三人の有名人がいる。 そのうちの一人、完璧美少女…

アンナ・リシュリルは、妾（めかけ）の子だからという理由で幼い頃から迫害されて生きてきた。 そのせい、28歳になっても未婚。 貴族は20歳前後で結婚するのが当たり前であるなか、…

※小説ではなく、こちらはエッセイになります。 幼少期に初恋を宝塚歌劇に捧げて無駄に異性へのハードルを無意識に上げていたらしい筆者が、ついにいわゆる恋愛モノ作品へと重い腰を上げる…

元冒険者で今は冒険者事務所の事務員をしているキャスパ氏の、不運な一日のお話。

辛い人質時代を乗り越え、戻ってきたぜ尾張国。 颯爽と馬を乗りこなして解放感に浸るはずが、尻から転落して気絶。 ついでに前世の記憶が溢れ出した。 なんでだ？　普通は頭を打って、思い…

12年前突然起こった「感情戦争」 それによって世界のほとんどは5つの感情で支配されていた。「怒り」「恐怖」「驚き」「喜び」「悲しみ」 そしてそれぞれの感情の王「心壊者」が5つの…

　正月くらいは実家に帰って、子供の遊び相手をしてやるのが大人ってものだ。 　もう両親はいないし弟の死体しかないけど。 【お題】黒髪長髪の男性キャラ 【ジャンル】現代ファンタジー…

今年成人式を迎えた娘がまだ産まれたてのころ。男性の育児休暇制度が作られました。 ベビー用品メーカーのシステムエンジニアだった僕は狙って２番目に申請し休暇をとりました。 なぜ２番な…

お兄ちゃん大好きっ子なルシウス君は14歳。 おうちは魔法の大家でルシウス君も魔法剣士だった。 可愛い弟くんが兄を慕う姿に周りはほっこりしていたが、お兄ちゃん中心に世界を回してい…