「なんだ！！ 短編」を含む小説

「あなたを幸せにしてあげるわ。」 その首飾りを拾った人間の願いを、なんでも叶えてくれる妖精と、願いを探す少年の短編ファンタジー。 願いを持たない少年は、妖精との旅の中で自分の本当…

『佐倉』の筆箱がなくなったという話を聞いたのはたしか、昼休みのことだったと思う。 どうせ『斎藤』あたりがまたなにかしたんだろう。 放課後になっても教室にひとり残る佐倉に『俺』がし…

　ある日目覚めるとそこは病室だった。 　桂達也（かつらたつや）にはある記憶がない。 　それはわかっているのだが、具体的にどんな記憶がなくてどんな記憶があるのか。 　自分では曖昧…

冒険を生業とする女剣士ミレイ。 彼女はペアパーティー【オルトロス】の一員、幼馴染みで相方のジークから突然のパーティーの脱退を言い渡される。 それはつまり──パーティー解散を意味し…

引っ越し先のアパートの壁には小さな穴が開いていた。なんんとなく覗いてみると大変なことになった。

連作短編。特殊なミステリーツアーに参加した、光一郎、綾女、虎次郎、恭子、美佐子、治の六人。それぞれがこれまでの人生を振り返るが、そこにはある秘密があった。さらに運転手とバスガイド…

　「加藤さんって魔法使いなんですか？」 　なんの前振りも無く唐突に投げかけられた”その言葉”は俺のピュアな心を大きく深く容赦なくエグってくれた。 　真実を突きつけられると人はひ…

　これは、ぼくが小学校四年生のときに実際に経験した話です。 　学校からの帰り道、ぼくの友人のケンちゃんが見つけました。電柱のかげから伸びる一本の白い腕を……。それがすべての始まり…

男「聞いてくれよ、聖女様！」 女「聖女様はやめろ、捻り潰すぞ」 2人は異世界からの帰還者である。 今日も男に悲しい事件がおきる。

うっかり図書室で眠っていた少年が慌てて帰宅している途中、通学路で振り返るとそこには真っ黒な何かがいて……？ 影隠しとはなんなのか？ 少年を追いかけてくる何かの正体とは？ …

恋愛を除く、短編集です。何か読んで心に残る作品が一つでも見つかれば嬉しいです。 それぞれ全く登場人物の関連はないので、気になるタイトルからお読みください。書いた順に並んでいないの…

三つの事件を例に挙げ、連続して発生する異常事件の共通点を探す。 これらの事件の原因はなんなんだろう？ ポケットに入ったままのモノに気づかないまま報告書を書いていく僕。

雨が降る、赤子が泣く、自転車が走る―― 一見なんの関連性もない行動のあいだに見える、運命というほどでもない無数の鎖。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載し…

この話を聞いたり、口にした人はいつか必ず肩を三回叩かれるって噂だ。通学路でずっと道草してたり、一人で遅く帰ったりする時は……肩を叩かれる覚悟をしておけ。奴から逃げる方法はないらし…

全3話。フリースタイル&アンカーショット。 音嶺比借(ねね ひかり)…彼の匂いが好きな一般女性。恋人から別れを切り出されている。好きな食べ物は彼の手料理。嫌いなものは香水。 …

「盥回し」ですか？ そのことでしたら詳細は「小説家になろう」のほうに掲載してますので、そちらのタイトルを確認してください。 ※小説家になろうでは短編で公開中です。

新曲再生回数86回のロックバンドが一発逆転をかけてチャレンジしたのは、「心霊スポットで、熱々のおでんを食べる」こと── なんだこれ？

私は彼女の制止を聞き入れることもなく、その曲を流した。 すると結菜の身体から無数の悲鳴が聞こえてきた。 これは比喩でもなんでもなく、文字通りの意味でだ。 彼女の身体は文字通り悲鳴…

私の名前はカスミ、中学2年生の14歳。 とにかく小さい頃から、霊体験豊富で困っています。 金縛りどころか、ハッキリ・クッキリ視えてしまうんです。 てかさ～何だか幽霊にモテモテやね…

干からびた春雨はなんの悪びれもなくそこにあった。