「聞こえてくる」を含む小説

ミストラル王国の侯爵家の一つであるフェリシテ家。そこの一人娘として生まれたエクレールは、両親に愛され使用人達にも慕われ、第二王子の婚約者にも内定し幸せに暮らしていた。 しかし、…

　……爆弾が仕掛けられる。 　そんな情報を放っておけるはずもなく、刑事二人が、テーマパークへ潜入する。 　目星をつけたアトラクションに並び、犯人と爆弾探しに目を光らせる二人だが…

「がらがら」 そんな音が聞こえてきませんか？ あなたもすぐに聞こえてくるはず です。がらがらがらがらがらがら。

真夜中、パパとママの寝室から聞こえてくる音。それは怪物がママを襲う音だった。

非常に短いホラーです。 聞こえてくる未来を予知するラジオの声。 ラジオに夢中になる主人公の末路は……

扉の前に立っていた。辺りを見回し、ある一室へ足を踏み入れる。 薄暗い病院の一室。少し埃っぽい部屋に似つかわしくない声が聞こえてくる 「はい、ナイスアシスト！さすが、コマムロさん…

「もう那津樹(なつき)にぃとはお話ししないっす！」 妹の菜々花からそう宣言され、傷心中の那津樹は気晴らしにバ美肉VTuber『狐蛇那(こだな)マナ』としてネット活動を始めた。 …

＜異世界召喚に巻き込まれて得た俺の特殊能力が恋人消失【ヒロインズロスト】だったことで、恋人たちが次々と不幸な死に見舞われてしまう＞ 　重杉愛訝【アイガ】。現在無職だが恋人は…

　ある日、上野健斗(うえのけんと)がおやつを買いに外を歩いていると、突然、顔に猫がとびかかってきた。 　その猫は同じ小学校に通うお友達の白川琴音(しらかわことね)さんがあやまって…

千葉の北西部にある某市に茨城との県境と繋がる国道がある。その国道を走ったことのあるトラック運転手の友人から聞いた話だ。私の地元がそこの近くだったので、酒の席でそういえばお前の実家…

ゲームが趣味の稲葉ハルトは、人気のフルダイブ型ダンジョン攻略RPG『インビシブルフロンティア』のプレイヤー。ゲーマーを称して攻略を一切見ないという縛りプレイをした結果、平均到達階…

美術館にある大きな絵を見る時だけ、誰かの声が聞こえてくる、誰の声なんだ。

烏山高校二年の矢口直哉は、電車の中で苦しそうにうつむく一人の少女と出会う。 声をかけた矢口を睨みつけ走り去ったのは、校内で有名な〈保健室の高森さん〉だった。 転落死した女生徒の…

何かに呼ばれている。そんな経験したこと、ありますか？

上階から聞こえてくる足音の正体は……

その音が聞こえてくると、私の季節は再会の夏となる。

　小さい頃に遊んでいて夕方になるといつも聞こえてた『音』。 　しかし時が経ち、自分の生活に変化が生まれるとそのこと自体を忘れてしまっていた。 　高校生になった主人公は更に変化し…

その家に、ある夫妻が引っ越してきた。 平穏な暮らしが始まると思った矢先、誰もいないはずの廊下から人が裸足で歩くような音が聞こえてくる。 ひた、ひた、と。 どこからともなく、い…

東京の高校に入学し、そろそろ2ヶ月が経つ…私はお姉ちゃんである朝凪美空と一緒に暮らしていた。お母さんとお父さんは色々な事情があって田舎の方に引っ越してしまった…偶に会いに来てくれ…

他サイトにて投稿していた『パンドラの瞳』シリーズを作品集として一本化しました。それに伴い若干の改稿をしてあります。 【パンドラの瞳】 図書館の帰り道で、奇妙な赤い宝石のような…