「掌編 不思議」を含む小説

140字で書かれた物語をお届けします。

ある時、大人たちの命令で僕たちは空へと昇る。またある時は、彼女の歌声を耳にしながら、夜を過ごす。全ての始まりに、終わりが存在しているように、少女も僕の中で死んでいく。それでも、少…

月がとっても蒼い晩に、僕は不思議な体験をした。 それは……。

ハロウィンの時期になってまいりましたね。 いつ頃からか、定番のイベントになっていて不思議な気持ちがぬぐえません。 自主企画参加用に書いてみました。 もちろんお題は「ハロウィン」…

朝起きて、少し肌寒いと感じて。カレンダーを見て、8月の終わりだと認識して。『終わり』を強く、感じる。

深い谷の中。 その温泉宿はぽつねんと佇んでいた。 温泉宿、ゆうこく。 格安の宿にはただひとつルールがあった。 それは一泊しかできないということ。 偶然訪れた男は、最高の一泊を経験…

　最近、「私」は、立て続けに不思議な夢を見る。夢に気をとられている私を心配する夫。だが、夢は毎日続いていく。私は、夢の道を歩く。そして——。二千字の掌編です。

ある日、男はゴミ捨て場で羽のついた不思議なスリッパを拾った。 なんの気なしに拾ったのだが、そのスリッパは男に自由に与えるものだった。

Twitterに投稿中の140字小説をまとめたものです。ファンタジーが多め。特に最新話に行くほどその傾向が強い。 恋愛もたまに。

ちょっとばかし大きすぎる犬小屋。 そこで生まれてしまった座敷童と、一匹の犬のお話。

少女とナイフ。白い肌と返り血。取り返しのつかない罪と、恍惚。 各短編に繋がりはありません。どこからでもどうぞ。 血が出るし倫理観がご臨終なので注意してください。 『破滅少…

#文披31題 に参加の140文字の読み切り掌編小説を、のんびり収録します。 エッセイのつもりで書いてみようとして、ファンタジーやいろいろな姿になりました。 7/1-31までの31…

《くろといろのめいきゅう》 あらゆる黒を欲した彼女は、あるときふつりと姿を消した。 黒が足りない、と呟いて。 消えた彼女を探して、黒の番人たちを訪ねる誰かの物語。 掌編、また…

地球から130億光年先の広大な宇宙空間...。 その空間で、ν《ニュー》とλ《ラムダ》の大規模な星間戦争あり。その戦争の最中、戦旗ワルキューレを駆る銀髪の少女が一人。新鋭戦闘機ワ…

Twitter上で2020年11月に開催されたお題企画「Novelber／ノベルバー（綺想編纂館　朧さん主催）」の参加作品集です。ファンタジーを中心に、現代もの、SF風、怪談など…

ある病院に入院中、奇妙な光景を目にしたぼくは、清掃員の男から不思議な話を聞かされる。

あるところに、何でも好きな夢を見られる機械があった。

ネタ帳の隅っこで短編にも長編にも料理できない、でも捨てがたい珠玉の一品を小鉢にしてみました。 5分で読めて、面白い掌編。 ちょっとした暇つぶしに如何ですか？ 諸星モヨヨの入門編に…

拙作「大いなる自然の中で」同様、これも結構前に書いた作品です。 ただし、今回の発表にあたってはかなり手を入れました。 昔は説明不足な表現が山ほどありましたからねー。 発表してお…