掌編小説集『気分はパイロット-病弱少女駆るるは戦旗ワルキューレっ-』

地球から130億光年先の広大な宇宙空間...。
その空間で、ν《ニュー》とλ《ラムダ》の大規模な星間戦争あり。その戦争の最中、戦旗ワルキューレを駆る銀髪の少女が一人。新鋭戦闘機ワルキューレのパイロットにして、超帝国νの女王の娘アミュレナ《後の永遠《とわ》》である。その永遠が、期せずして地球に降下して、『花の扉』のメンバーたちと戦闘を繰り返す。最初は、友情など安っぽい言葉などなかったが、彼女たちと戦闘を繰り替えすうちに、不思議な感覚が芽生えていた。永遠、フラワー騎士（ナイト）たちの命の対話の物語。
そんな中、地球に接近するλ《ラムダ》の女王が乗る艦隊が、花の扉に迫る！
果たして、永遠は、炎のワルキューレと手にして、再び母星に帰還することができるだろうか。