「司書」を含む小説

　ある晴れた日、孤高の図書館司書・ケイは、ひそかに開発していた量子図書館を完成させた。 　過去・現在・未来、あらゆる時代の書物が、電子的に借りられる世界初の試みだ。 　しかし、量…

【第一部　本の舟・完結】 大洪水を生き延びた一握りの人々は、周辺を水で囲まれた塔の中に幽閉状態となった。食料の備蓄も尽きかけた時、そこにあったのは、洪水前に運び込まれた大量の書物…

　異能の司書と男装の少女が出会ったとき、浮遊都市落下の真相が暴かれる……？ 　平安時代の政治と文化が続く日本は、近年環境破壊が深刻化していた。人々は櫓の上で生活し、浮遊都市の実…

ーーーー記憶喪失の彼が目覚めたのはスキルやステータスが存在する剣と魔法の世界。 　主人公は魔物から逃れるため、湖畔にある小さな町へ逃げ込んだ。出会ったのは陽気な親父デリックと…

その図書館は一生に一度、あなたの前に姿を現してくれる。その図書館に足を踏み入れれば、外の時間は止まり、悠久の時を過ごすことができる。そこにいるのはたった一人の司書・長谷川。彼と来…

王国の魔法技術の象徴である図書館。そこで最年少『魔術師』として一目置かれている少女・エクシアは、実は大の人見知り。いつも通りひきこもっていたはずが、王子・アイヴァンの探し物を手伝…

いつも拙作お読みいただきありがとうございます。 本作は溺愛のスピンオフで、西園寺さんの部下と、彼の幼馴染の司書さんの交際ゼロ日婚から始まる大人の恋のお話です。 セルフレイティング…

【世界観共有日常系学園百合小説企画群・『星花女子プロジェクト』(Twitter:@sjp_lilyworks)第13弾参加作品】 　創立から70年以上の歴史を誇る女子校、星花女…

アリスは憧れの王立図書館の司書になった。 忙しいながらも友人ができ、新たな生活はまさに順風満帆。 そんな中、とある計略に巻き込まれ彼女は国外追放となってしまう。 人間不信となっ…

――世界は異能に包まれている。 誰もが生まれながらにして固有の異能《アビリティ》を持っている。だから、自己紹介、履歴書、面接、合コンetc、どんな場面でも異能を聞くのは話の定番…

皆さん初めまして。恋愛小説が好きな司書です。 名前はナガセミナトと言います。 ここでは形に成りきらない恋愛小説を読む所です。 お時間があればごゆっくりどうぞ。

コロナ禍の二〇二二年・秋。 才川夏未（さいかわなつみ）は七年間の編集プロダクション勤務を経て、十八年前の二〇〇四年にフリーランスの編集者兼ライターとして独立した。これまで、生活に…

ある日突然、聖女の証しである神聖力が発現した図書館司書のロゼッタ・モンティーニ 保護対象となったロゼッタは、聖女宮に閉じ込められることになってしまった。 180度生活が変わってし…

私、文原ありす。読書が好きな中学一年生。 ある日、担任の先生に押し付けられた図書室の本を返却した。 だけどこの本、貸し出された記録のない『無許可持ち出し本』だった。 誰かが無断で…

私の名前は近藤　楓（こんどう　かえで）。七陣小学校に通う小学五年生で、図書委員をしています。そんな私が放課後の図書室で出会ったのは、ミステリアスな少女の神隠　葵（かみかくし　あお…

ボルヘスの『バベルの図書館』に出てくる図書館の大きさを求めます。 図書館の規模が分かれば、語り手である司書の孤独と虚無に迫れるかもしれません。 また指数を使うと、数は簡単に巨大…

まどかと祐介は、高校の二年生。図書委員になったまどかのところに、さっそく現れた後輩のかかえる謎。奇妙な依頼の裏にある秘密をさぐろうとする二人。図書館司書の川村先生、「子守歌」とい…

『東京創元社×カクヨム　学園ミステリ大賞』参加作 日常系ミステリー 学校生活の中で起きるちょっとした謎や疑問を、不思議な雰囲気の司書のお姉さんが解き明かしてくれる青春ストーリー…

　大学図書館で司書として働く手塚彰宏には秘密があった。幼少の頃に自宅に押し入った強盗に両親と兄を惨殺された凄惨な体験から、人を殺したいという衝動を抑えられない。選んだ獲物を求めて…

「どうやら、この世界は、終わるらしい」 秋津絵画を専攻する画学生《春峰》の下に、ある夜、不思議な眼の色をした眉目秀麗な青年と少女が現れる。 《黒紅》《御空》と色彩を冠した…