精霊女王誕生

登場人物

ロゼッタ・モンティーニ　　19歳、図書館司書。コロニラ王国の小さな村で養蜂場を営む両親の三女として誕生。女学院在学中に本好きが高じて図書館司書の資格を取得。昨年晴れて王立図書館の職員に採用された。

引っ込み思案な性格のため、友人と呼べるのは故郷で暮らす幼馴染のガブリエルとダフネだけだ。

ドナテッラ・ヴェルニッツィ　　16歳、ヴェルニッツィ侯爵令嬢。治癒師で国民から聖女と呼ばれ、親しまれている。

王太子の婚約者。

アロンツォ・ファルコニエーリ　　18歳、コロニラ国王の第三子、昨年立太子に叙任。

3歳上の姉と4歳下の弟が2人いる。2つ上の兄は生まれてすぐに亡くなった。

エルモンド・バルザック　　ロゼッタの護衛騎士

ジェラルド・バルドー　　ロゼッタの護衛騎

士

アリーチェ・アナスタシア　　ロゼッタの専属筆頭侍女

精霊

・ティストル　　おしゃべりで感情豊か

・サンディー　　穏やかで姉気質

・ミッドナイト　気難しいが情に厚い

聖獣

・ドジャー　　紺青色の羽を持つ世界最速の鳥、鋭く尖った爪は猛毒を持っている。

・シルバ　　長い鼻と大きな耳が特徴、嗅覚と聴覚に優れ、10tを超える体格は世界最強、圧倒的なパワーと分厚い皮膚でどんな攻撃も跳ね返す。

・ゴールデンロッド　　怖いもの知らず。体長70センチほどの小さな体だが、怒らせたら危険！

硬い皮は噛まれてもへっちゃら、猛毒も効かない。防御力世界最強！

・マルーン　　警戒心が強く、主人に忠実。臆病な心の持ち主だが、密偵が得意で、非常に賢い。

・オーカー　　体長2mほどで鋭い爪と鋭い牙をもち、獰猛な咆哮をあげる。

・ミスティ　　軽快な身のこなしと俊敏さが特徴、身を隠しながら敵の背後を狙う。

・ティール　　200kgの体重なのにも関わらず、木の上にスルスルと登る。威嚇はするが基本的に争いを好まない。