「おしまい」を含む小説

ヒーロー様。貴方様はみんなのもの。わたくしだけが専有することなんて許されない。 それがつらくて、苦しかった。 でもそれも今日でおしまい。 幸せ。わたくし、幸せだわ……

とある人生さよならの名所の前に一軒の喫茶店がある。 大雪の日、その喫茶店に一人の女がやってきた。 その女は結局人生さよならするのか、その女にとって最後の出会いと最後の別れの相手は…

大学の同級生がもう金を貸してくれなくなった。おしまいのBLがおしまいになる話。

　ハイキング中、ふと余所見した隙に足を踏み外したシズクが落ちたのは砂の渦巻くアリジゴクだった！？ 必死に抵抗をしても砂の引力には敵わない､もうおしまいだ...そう思ったとき渦の中…

無数に存在するifの歴史は“なかったこと”にしていかないといけない。特に、人類が宇宙からの侵略者によって滅ぼされそうになっているこの世界はもうおしまいです。“第四の壁”から宮城創…

「ふう……。今日も平和だな～」 　私はそう呟きつつ、森を眺める。 　ここは世界最果ての秘境。 　獰猛な魔物が出るけど、私は強いから大丈夫。 　私からすれば、ただのおいしいお肉だ…

エブリスタに投稿していたもの。 二話でおしまいですが。 私のすきを沢山詰めました。 良ければ。

この作品は、フィクションです。 『ボク』の青さもだいぶ薄くなってきたので、「昭和ブルー」一応これでおしまいです。みなさんのブルー体験教えてください。それをまとめて、また作品に出来…

――ふるさとの記憶は、僕が生まれる以前のものから。今でも克明に覚えている。 主星の末期。太陽が肥大化して母と僕の惑星上から生き物たちが消えた。見渡す限り一面に広がる赤茶けた大地…

　もうおしまいのクズ男ふたりが、アイス屋さんまでドライブデートするお話です。 　白くてもちもちの尻などが登場します。 【お題】黒髪で長髪の幼なじみ、二人旅、暴力 【ジャンル】ク…

この記録は、娘の学校のPTA活動（広報部）について、私個人の主観のみで記録したものである。いうなればPTA活動に付録する、お楽しみエッセイである。 なお、主観のみの記録なので個…

ここはとあるＦＭラヂオの地方放送局。 そろそろ経営が破綻するのでみんなやりたい放題しています。 そんな沈みかけの泥船にやってきた敏腕プロデューサー。彼は崩壊寸前の放送局を立て直…

「……もう全てのミステリーはおしまいです」 界隈を騒がす殺戮オランウータン。本作は人間を、ミステリーを蹂躙する彼の『なぜ』の部分にスポットを当て、真相に迫るメタ・オランウータン・…

映画にもなった有名なグリム童話、「白雪姫」。その裏側、語られない部分に、もしかしたらあったかもしれない物語。美しい女王、可愛らしい姫、そして小人たちなどのおおまかな登場人物や流れ…

記憶喪失の男は森の中で魔女に出会う。 魔女から名前を貰った男は森の奥の寂れた小屋で暮らし始める。そこで男が手に入れるものは… つよつよ美青年×愛を知らぬ魔女×異端の美少年の擬似…

貴方が両手•両足・首・胸の中・頭の中に持てない錘を持って1人山形に帰って二年が経った。 その間も私達は時々時間を見つけては連絡をとり、たまに電話をしながら重いとても重い錘を軽く…

主人公、木村ケイトと愉快な仲間たちは、見た目悪くないのにオタク系という性（サガ）というか業（カルマ）によりひっそりとディープな世界を生きていた。 クールだけど中二病の自称魔術師。…

【十五歳の私は今がおしまいの始まりであり、これ以降は死ぬまで落ちぶれていくだけなのだと、突き詰めて正しく理解していた。】 何もかもが完璧な十五歳の少女がこれから落ちぶれていく自分…

【あの子は今、どこでどうしているのだろう。僕のように汚水をすすり、常に腹をすかして、それでもただ変わり果てていく世界を眺め続けているのだろうか。そんなあの子の姿を想像するたび、僕…

世界的ヘヴィメタルアーティストのラウダー・ザンヘルは、初来日コンサート中、炎に包まれた。 彼が気付くとそこは異世界。 ――かくして、異世界は爆発に包まれることになる。