「一人称」を含む小説

午前3時半を回った頃のことだった。すっと“私”は目が覚める。 気分は最悪だ。なんていっても本日は土曜日。職場が休みだから、優雅に朝寝坊する予定だったのだ。そのために家事も全部終わ…

日常が流れ続けるゲレンデで、一人の少女と青年が出会った。それだけの物語。

私望月が自由気ままに綴った短くてちょっと不思議な物語。 望月が小説を書く練習に使ってるので、拙いですが悪しからず。

遠山敬介は、社会人４年目の会社員。彼女はいないが、気楽な独身生活を楽しんでいる。 猛暑が続く８月、彼はアパートの隣室に住んでいる女子高生が倒れているのを発見する。 どうやらエアコ…

肌寒い日でした。 朝から雨の降る、湿れども寒さが漂う日でした。 然うして幕が降りた、はずでございました。

彼が目を覚ますと、そこは見知らぬ洞穴の入り口。 “私は、誰だ──” 何よりも初めに抱いた疑問はそれだった。 己が何者なのかという原点。 しかし無情にも、それに対して答えを与えてく…

何故か密室に閉じ込められた僕と明日海（アスミ）。どうやらイチャイチャしないと出られない部屋で、イチャイチャが足りないとループするらしい。このおかしな環境から抜け出すために2人はイ…

向かいに座る角や尾、翼を持つ無邪気な銀髪美少女。 ストランジェットと名乗る彼女は主人公・マグを慕っており、死んでしまった彼が帰ってきたと喜ぶが主人公自身に覚えはなかった。 …

あの帝王様が、こえけんに参戦したぞ！(*ﾟ∀ﾟ*)しかも2つのお題ともな！ 第1回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト ①『君にささやくヒロイン』部門参戦作品ヽ(*´∀｀)ノ…

お土産用菓子をメインに扱う製菓会社で働く荒川ワタル。 入社４年を過ぎた頃、同棲していた彼女に一方的に別れを告げられ、失意の中、配置換えの社命が下る。 新たに配属された先では経…

私は夜のゴミ出しが苦手だ。 正確に言えば、人けのない夜の闇が怖い。 ――だって、そこから人ではない何かが出てきそうだから ・・・・・・ーーーー・・・・・・ …

ある日、相変わらず上司からひどい叱責を受けた後、終電で帰宅する最中の「俺」。 代り映えしない毎日や、周囲や世の中に対する不満を、そしてそれ以上の自分への不満を抱えながらもんもん…

日記？　読ませてくれると思うよ？　お願いしてみよう！　なお話(*´∀｀) KAC202211。お題『日記』(*ﾟ∀ﾟ*) すでに過ぎてっけど、やはりいつものKACお題を投稿…

　私の一人称は『僕』……とある小説サイトの『書くと読む』でエッセイを綴っているボクッ娘たちに憧れて、僕もまた葉月という名の通り、八月に現れた。そしてこの度は、あなたと共に物語を始…

プロローグとエピローグのみ三人称で、残りは全て一人称となっています。幾つかのパートに分かれており謎が明らかになっていく形の幻想怪異譚です。短編集に書き直すつもりが面倒臭くなって以…

私はこの小説の主人公の元会社員。名前はまだない。 なんとなく仕事にやりがいを感じられなくなっていたある日。ネットで試しに買ってみた宝くじがまさかの高額当選。これは天啓。仕事を辞め…

帰宅途中、誰かの足音がずっとついてくる。とっさに妖怪『べとべとさん』ではないかと対処するも、全く解決しない。そしてそのまま家の中まで入り込んでしまう。 色々とその正体について考…

アラサー派遣仕事の主人公は夢を見ていた。 明晰夢の蒸し暑い真っ白な空間でひとり夏の思い出を振り返る。 やがて違う夢に代わり自室に移動する。 変な夢から目覚めると昼頃だった。 ア…

――神隠し。それはつい200年前ほど前まで日本の貧しい農村部などで行われていた風習。 大飢饉に遭った村で今日も一人の少年が、神に隠され、行方をくらませた。 ※作中、主要な高齢の…

僕は人とは違っていることを自覚している。それは、きっと悪い意味でそうなのだから、キリが無い。責めても責めても仕方が無い。 そうやって大人になったはずなのに、また僕の周りでは問題が…