「短編 掌編」を含む小説

作り手の想いが形になる。そこに“意思”が宿っても、おかしくはないでしょう？

　彼氏からもらったぬいぐるみ。 　大事に飾っておいたが、徐々に異変が起き始める――。 　実話怪談「風」短編小説。 　KAC2023応募作品です。2回目お題「ぬいぐるみ」に関して…

大事な友達と、ずっと一緒に居るのが当たり前だと思っていたあの頃……。 寂しくなった時はいつも寄り添ってくれていた。 そんな友達がある日突然――っ！

ぬいぐるみに対してあまり良いイメージを持たない子、だけど唯一捨てられないものもあって。

いつか忘れていく、いつか必要になくなってしまう。そんな俺だけど――。

それは、恐怖による支配が通用しなくなった世界

いつも一緒にいたぬいぐるみが死んだ。 世界中で同じことが起きている。 わたしは生きたいように生きる。

　そこにあるのは、呪われたぬいぐるみ。 　しかし、それより恐ろしいのは―― 　KAC2023応募作品です。2回目お題「ぬいぐるみ」に関して書きました。 　777字ぴったり「ラッ…

『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～』皆勤賞目指して頑張ります！！ 2回目「ぬいぐるみ」　945文字　掌編 本作は主人公が不思議な国を旅…

おひなさま、可愛くて、キレイで、おしとやかで……。そんなおひなさまじゃないと、ダメですか？

写真の中でぬいぐるみを抱いている少女、東雲柘榴。その彼女が、ぬいぐるみと共に時を重ねるお話。

　どこにでもあるし、どこにもない書店『ユートピア』。 　そこは、悩みを抱えた者が訪れる場所で―― 　KAC2023応募作品です。1回目お題「本屋」に関して書きました。 ※応募…

子どものころ、お父さんとお母さんに教えてもらった、甘い、辛い、酸っぱい、苦い、美味しい、不味いといった色んな味覚。毎日3食しっかり食べて育ってきたから、忘れるはずないんだ。 だ…

個人経営の本屋さん、ずいぶんと見なくなりましたよね……。あの、紙とインクの独特な香りが充満した本屋さん、大好きです。

僕は今日も眠りにつく。 あの不思議な本屋さんへと行く為に。 ツマラナイ毎日の繰り返しに疲れていた僕はいつだったからかあの場所へと行けるようになった。 現実なんてどうでもいい、だっ…

時は2100年、世界人口は遂に100億人の大台を突破し、少子高齢化に伴う人間社会の生産力低下によって、食糧危機や貧困格差といった積年の問題は悪化の一途を辿っていた。 22世紀を…

『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～』皆勤賞目指して頑張ります！！ 1回目「本屋」　777文字　掌編 本作は主人公が不思議な国を旅する連…

「本はね、ただ文字を読むんじゃない。自分の感覚を調整するためのツールでもある」

目が覚めると、眼前に広がるのは果てしない大海原。 ゆっくりと訪れる死の恐怖に、藻掻き苦しむことしかできない貴方は、存在しない生の可能性に縋りつく。

　電子書籍の普及により紙の本がほとんどなくなった時代、その書店はひっそりと営業していた。 　そこへ一人の青年がやって来るが……。 　KAC2023応募作品です。1回目お題「本屋…