「童話・童話・童話」を含む小説

新美南吉の童話『デンデンムシノカナシミ』をダークな感じにパロディしました。情報弱者の悲しみについて。

新米司書のさゆり先生は、図書室にいたずらをする人形のマリーちゃんに困っています。 そして、思い切って話しかけました。

「あ、セミ……」声を聞いて窓の外を見ると空からセミが落ちて来ていた。

柳田國男の日本の昔話を独自解釈で再構築したものになります。 お楽しみいただけたら幸いです。

乞食（当時の表現）の少女のいじらしい願いは……。小川未明さんの童話の世界がヨウコさんの戦後の実体験に重なります。

二人はちょっとした友達だ。 趣味を共にしたり、ただ会ってご飯を食べたり。だから互いをあんまり知らない。名前と、顔と、好きな食べ物くらい。

魔王は人間を憎み、王女をさらいます。 彼は待ちました、王女を救いに勇者がやって来るのを。 しかしいくら待てども誰も来ず、魔王はテーブルに突っ伏します。 「やっぱり人間なんて嫌いだ…

クジラが泳ぐ月夜の海辺で、女の子とお喋りするお話。 Spoonのギター弾き語り配信者・さかな氏が見た夢をモチーフにした作品です。 ※投げ銭アプリなどでの使用OK。 ※作者名は明…

「おまえが結婚する事で、この国の民は幸せになれる。」 そう王様に言われた王女は、見ず知らずの相手と結婚する事に不安を感じます。 夜、こっそり城を抜け出して森の中で泣いていたら、一…

海沿いの町で父親のために葡萄酒を盗む罪を犯した少年は、ある二択の罰を迫られる。一つは盗んだものを取った方の手が、永遠に動かなくなる。もうひとつは盗んだものを返し、一晩たった一人で…

童話的初恋物語。風景という通り、本当に一場面の掌編です。 「よりみちこみち」という二人の小さい時のお話もあるので、そのうちまたアップします。よかったら読んでいただけると嬉しいで…

そこは、寂れてしまった商店街の一つだ。 だけど商店街自体が、ひとつの意思を持っている。物ではなく場所自体が付喪神となったのは珍しい。 その場所を通った人々の記憶や思いが長い時間を…

　ある棚の下に　二匹のねずみがおりました 　一匹は大きく、一匹は小さく 　その棚の下で暮らしておりました ／二匹のねずみのおはなしです。少なめ文字数、それぞれ独立の全三話。／ …

落ちこぼれ魔女は頑張って、遠くの地へ向かった。（※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ

世界中にある童話がもと。 皆さんが絶対に知っている話とかもあると思います。

皆さんがよく知っている童話や童謡のラブコメバージョンです！どこがどのお話になっているか探してみてください！コメントで待ってます。

「むかしむかし、あるところに、一匹の猫がいました。」 「ある日、空から声が聞こえ、猫はお星様とお話しするようになりました。」 「ある日、お星様は言いました。」 『…君は、星になり…

地蔵遊び。それは夜に14～15人集まって囃しを歌いながら囲み……中心の子へ地蔵菩薩を憑依するという。なぜそんなことをするのか。そして「地蔵菩薩」は閻魔大王の化身でもある。これは福…

　むかしむかし、シンデレラという女の子が住んでいました。 　シンデレラは継母と二人の連れ子にいじめまれます。 　毎日のひどい仕打ちに耐えているうち、いつの間にかシンデレラの肉体は…