「実は知ってます 短編」を含む小説

あることをきっかけに声を失った少女春来(はるき)が病院で出会った少年と共に、やりたいことを叶えていく新感覚の恋愛ファンタジーとなっております。 ねえ、聞いたことある？マ…

長女・秋絵は今日から高校生。だが、彼女はこの先起こることを見てきたように知っている。道中で友人と会うことも、その友人が同じクラスの男子に想いを寄せていることも、その男子が自分に告…

他に何も考えられない、何も目に入らない。 そんな思いを抱いた事はありますか？ そんな存在に出会ったことはありますか？ これはある一人の女性の独白。 そして彼女の出会いと別れのお…

カクヨムＫＡＣ２０２２参加作品 お題「焼き鳥が登場する物語」 アキバにある篠原探偵事務所。 俺が報酬前払いに釣られて受けた依頼はカラーひよこたちの捜索だった。

怪異と契約して、八十八歳で死ぬとされていた爺さんが 八十六歳で死んだ。

「ねぇ、噛みついていい？」 許されないと知っている。 都合の良い女にすぎないと分かっている。 彼の刻む痕に溺れる私は、最低の女だ。

母さんは、子どもたちにカードを選ばせる。最初で最後の贈り物。子どもたちがその力で生きていけるように。きょうだいは互いのカードを知っていて、僕たちは誰が一番母さんに愛されるのかを競…

三十代前半の白戸百合子は、太っている。 けれども、彼女に食べることへの興味はない。 温かくなり始めた春の夜。 ふと思い立って窓を開けると、美味しそうな匂いが彼女の鼻腔を擽った。…

結城護は趣味で小説を書く地味人間。高嶺の花の篠宮亜季だけが彼の才能を知っている。 幼馴染みの九堂蓮はクラスの中心のイケメン。ギャルの宮下佳奈は彼のことが好き。 ある日、結城護は篠…

カズサと私は、数多の死戦をともに掻い潜ってきた組織のバディ。 それが今日終わるって、私だけが知っていた。 未来の断片を聞く『私』とその相方の、最後の一瞬を描く短編小説。

僕の友人は超能力者として噂されていた。だけど……僕だけが真実に気づいている。

友達の祥太が俳優の推し活をしていることに、いい気がしていなかった隆聖。 ある日、本音を漏らしたことで祥太と喧嘩してしまう。 仲直りしたいと思っていた矢先に、地元のショッピングモー…

隠している本心は夜の闇だけが知っている。

たわいもない事を友人と話す時間も振り返ればいい思い出になるだろう。 とある大学のお昼休み。俺、尼ヶ辻はファンレターの書き方について悩んでいた。書こうと決心したのは少し前のことなの…

私はマサキの事なら何でも知ってる。 誰にでも優しくって、かっこよくって……。 そんなマサキの為なら、私は何だってやるんだから。

とある学校で毎日いじめられている兄。身も心もボロボロ事情を知っている妹は兄を励ますかのように毎日接する。そしてついに妹が動く！

楽しみがバンドの追っかけしかないアラサー女子。 そんな彼女がずっと追いかけているバンド――クレオスペクターのボーカルである吉高翔が殴られるという事件が起きた。 吉高翔は病院送…

　槍士という不遇職のセリス(24歳)は余り者同士で作った即席パーティーに迷宮内で見捨てられてしまう。そんなセリスと異世界から召喚されて城から追放された男との恋愛物語です。 ※ざ…

KAC20222テーマ「推し活」と、【「びっくりするほどユートピア」をいかにカッコよく書けるか】という企画テーマに寄せて書きました。

ラブって何か知ってますか？そうです。LOVEです。人を愛することは、LOVE。自分を愛することは、LOVE。そうつまり、なんか、そういうことなのです。