「人の話」を含む小説

俺はいつの間にか白い部屋に立っていて、その部屋の中心には女性が体育座りで座って泣いている。俺はどうしたらいいんだろうか？ 　これはよく笑う彼女とヘタレな俺の、夢の中でだけ会える2…

僕、稲葉修也は、田舎が大っ嫌いだ。 そんな僕のおばあちゃんは田舎に住んでいるが、小学生の頃以来、一度も行ったことはない。 二度と行かないと思っていたが、おばあちゃんが亡くな…

俺は物語の主人公なんかではない。 俺は物語の主人公なんかではない。 私は物語の主人公なんかではない。 俺がこの物語の主人公だ。 自分の物語の主人公は誰だと思いますか。こ…

雨の日の静かな店内で2人は出会う。 お客様と店員さん。それ以上でもそれ以下でもない2人の話。

終電に乗ったつもりが変な列車に乗ります。 ジャンルは何に属されるのかさっぱりわかりません。ヒントがあれば教えて頂きたく思います。

自主企画「 [第2期] 同題異話SR -July- 『サンダルでダッシュ！』」 のために書きました。 なんでもホラーに落とし込もうとしてすみません。楽しゅうございました…。

誰かが、ループしてる。 三人の内の誰かがループしているという下らない冗談にも聞こえる一言。 リョウ、ミクル、ケンジの三人はテスト期間を控えファミレスで勉強をすることになったが…

天文学者の「俺」はついに念願の時を迎えた。 約２０光年ほど離れた恒星系からの通信波をついに捉えたのだ。 ＳＥＴＩ計画を下敷きにした短編フィクションをお楽しみ下さい。 なお、最後…

「怪異に遭ったら、また怪異に狙われやすくなる」 とある怪異に遭ってしまった1人の少女と、不思議な人の話───。 ※この作品はdiscord文芸部の2020年初夏企画『駅』に参…

　大切だからこそ、彼とは幼なじみのままでいたかった。壊れない関係でいたかった。だけどもう、この街に彼が帰ってくることはない。 ※おまけの秋人視点追加しました。約4,000文字（…

一話完結。ほどよく短編。 何話から読んでいただいても構いません。 男、中村のなんてことない日常をただ淡々と。 …物語にのめりこむ程時間はない。 そんな暇つぶしにぜひ。

優<ゆう>は夜に生きる夜型人間。 今日も日が沈んでから目を覚まし、夜の朝食をとりに外へ出ると、マンションの下で少女と出会う。 愛<あい>は（おそらく）同じマンションに住む女子…

わたしは不器用である。 刃物を持てば間違いなく血を見るほど。 親に刃物を持つなと言われるほど不器用なわたしの十代の頃の実話。 ほぼ実話を書いたら、何故かただ笑えるコメディになり…

更なる犠牲者を出さない為に、閉じ込められた人の日記とその記録。

その人は気が付いたらそこにいた。そして、どこに行こうか考えていた。

掌編小説

条件という名の糸で出来た網の隙間から、零れ落ちた一人の話。 自主退学、コロナ退学と呼ばれるものは、本当に結果を出せど頂点になれなかった学生が悪いのか。 学生目線で見た、コロナ退学…

君は覚えていますか？ 願わくば、そんなことがありませんように… ※一話完結短編