「見えない 短編」を含む小説

色が区別できない障害『一色覚』を患っている時雨時雨。 あるとき病院で虹色の髪をした女の子に出会う。 「時雨君も絵を書いてみませんか？」 これは、りんごとトマトの区別なんて丸いこと…

【カクヨム甲子園《テーマ別》短編作品『きのう失恋した』部門】 何も考えずただ何となく生きていたあの時。偶然を必然と思った日、俺は自分を変えようと思った。 時は流れ少しはマシにな…

魔族に滅ぼされた里のたった1人の生き残りであるリンは、到底20歳近くの女性には見えない、少年のような容姿をしていた。 魔物に襲われ命尽きるかというところを救ってくれた槍使いに一目…

エイジ目線の物語です。side:Wから読んでもらうと分かりやすいと思います。いちエイジファンの妄想にお付き合いください。悪しからず。

転職して失敗しました。 そこから見えてきた、転職に関する人間ドラマをリアルな描写で書きました

双柱高校一年の火群結依が召喚されたのは、ノーザン王国という見知らぬ国の王城だった。 盲目の姫・イリスと奇跡的な出会いを果たした結依は、この異世界にはアイドルが存在しないことを知る…

風花が死んだ。 風花は俺の彼女で、俺と彼女は役者の卵だった。 その突然の出来事に俺は自室に閉じこもり抜け殻のようになっていた。 それでも生きなくっちゃいけない。それはわかっている…

その人のために精一杯尽くすことが愛でしょうか。自分を捧げて、捧げて、捧げ抜くことで見えてくることが何かあると思います。そんな燃え尽きるような愛をしてみたい。僕もそんな1人です。

普段はショートショート、たまに長いの書いても中編止まりの作者。 ドラゴンブックコンテストに挑戦して１６万文字を達成したことや、その作品は落選したけど、フォロワー１００人超えしたこ…

「月が綺麗ですね。」竹林に囲まれた研究所で、カグヤは僕の目をじっと見つめながら言った。宇宙探索アシスタントである彼女からの愛の告白だった。彼女のサポート役である僕は、その気持ちに…

　魔王軍の、驚異的過ぎる強さと数に圧倒され、人類はほぼ滅亡を余儀なくされた。 　 　最後の王国の王都で、決死の抵抗をするが、崩壊するのは目に見えていた。 　街の中を必死に駆ける…

作品のテーマは、「違和感」と「齟齬」です。

　一人一人、世界の見え方は違う。 　そういうお話。

人は皆、どこかおかしなところがあって、それが生きていく中で大きな壁になるんだ。何が正しくて何が間違っているのか、答えは無数にあり一つの明確な答えなどは無い…それだけに社会の中で生…

「既存常識に固執してると大事なものが見れないよ？」って話 pixivとnoteにも表紙付きでアップしてます。 コメントがそれぞれ微妙に違うのでよければどうぞ。

人々の物語を小説にする力詠目を持ったカタリ。 彼の仕事はその小説を人々に届けることだった。 そんなカタリは、一人でサッカーをする少年に出会う。でも、その少年から物語は生まれなかっ…

　せまい部屋のなかで、ぼくは殴られていた。 　三人の男たちは容赦なく、ぼくを殴りつづけた。 　盗んだ金を返せと言われた。 　でも、ぼくには心当たりがなかったんだ。 　次々とつづ…

「お兄さん、一緒に遊んでくれませんか？」 ある日突然声を掛けてきた顔の見えない小学生くらいの子 一、一週間毎日ここに来る事 二、時間は午後五時から七時の間 三、彼についての質…

夕暮れの帰り道を、母親と息子は歩いていた。息子は社会からずれていた。息子は社会と食い違っていた。息子には線が理解できなかった。