「日常・青春」を含む小説

「私と付き合ってください！」 高校卒業が間近に迫る中、小学校からの幼馴染で、生徒会長を務める七海から告白を受けた。 　即座にOKしようとしたのだが、 「ちょっと待ったぁぁ！！…

主人公の田所竜斗は長年思いを寄せ続けている幼なじみの佐藤美織に告白を決意した。 　「毎朝、僕に味噌汁を作ってください」 　定番のセリフではあるが料理が得意でいつもご馳走してく…

引きこもり少女の「秋雨実（あきさめみのり）」。 誰も信用せず、自分ひとりで生きている。生活風景は世間一般で言う「廃人」。 自分でお金を稼ぎ、身の回りのことは自分ひとりでやっている…

高校一年生の速水瞬は天体観望が好きだった。いつもなぜかついてくる幼馴染の同級生＿＿白澤紬はとある冬の天体観望の時にこんなことを言い出した。 「いつになったらあの星たちに届くんだ…

これは俺、大冷千明とその彼女の物語。 漫画家を目指す一人の少年と、少年に恋をした一人の少女。 そんな彼らがある日をきっかけに道を忘れ、青春を失う。 だがこれは二人の少年少女が、…

【鈴木家】それは日本のどこにでもいる普通の家族。 その3男7女を中心とした子供たちのごく普通な日常を描いた物語である。 上は21歳から下は３歳。 歳の差離れた兄弟・姉妹のちょっと…

何気ない日の、何気ない放課後、どこにでもあるような教室で織り成される、一人の高校生の苦悩を語る物語。 「それ」は誰にとっても身近な存在であり、大切なもの。 けれど、彼は「それ」…

　大学進学をきっかけに東京でひとり暮らしを始めて２年目を迎えた香月柊(かつき しゅう)はある日、行きつけの書店で見慣れぬ女性店員を見かける。初めは気が付かなかったが、なんとその店…

高校二年の夏。進路相談で落ち込んだ私は、浅野君という同級生と駄弁る。将来のことと今のこと。

　産まれた時から俺には味方がいた。 　必ず耳元でこう囁く。 「いいか、俺の言う通りにしろ。」と 　奴の失敗は繰り返さない。 　奴の悔恨は俺の糧となる。 　奴の負け犬人生は俺の反面…

　一条蓮は冷徹で警戒心の強い八代凛のことが正直苦手だった。 　ある日、そんな彼女に「告白ですか？ごめんなさい。付き合う気はありません」と道端でフラれる。 　勘違いではあったが、そ…

主人公の黒木翔は世の中が他の人と違って見える目を持っている。それは美醜が逆転しているという物。よくある美醜が逆転ですが、彼のみで他はほぼ変わりません。男女比も少し絡めようとは思っ…

ラスク。語源はねじれ。 恋のスパイスは、別れ。 ※小説家になろうにも掲載しています 前作：夕立ち放送フィルム 次作：悪戯なアポトーシス

「あなたと、恋がしたいです。」 　ある日一通の手紙が下駄箱にあった。 　宛先も、差出人もない手紙にはその一文だけ。 　受け取った高校三年生の周防　紬（すおう　つむぐ）はその手…

梅雨、放課後のとある二人の連盟のお話。 ※小説家になろうにも掲載しています 次作：心残りラスク

　地味で平凡でどちらかと言えば陰キャな高校二年生・大棟凡人（おおむね・なみひと）の願いは、高校三年間をモブキャラとして無難に過ごすこと。だがそんな彼の意に反して、周囲には学園ナン…

　少女は天に呪われた。 　寄り添う者を殺す不幸せの呪いは少女を孤独にし、命さえも奪い去ろうと脈動する。 　すべてに絶望しかけた少女のもとに、御伽噺の魔法使いが訪れた。 　世界で三…

わたし達、ずっと一緒にいたよね。 あの日の事、君は覚えてるかな？ わたしは覚えてるよ。 忘れられるはずがないよ。 全部、全部がきっとわたしの宝物。 だから、応えて欲しい…

ある日の席替えの後、木下幸太郎は席替えで隣の席になった泉涼子に話しかけられる。泉はこの席替えで何者かによる工作が起きていたのではないかと言い出した。2人は無事真実に辿り着けるのか…