「(๑•̀ㅁ•́๑)電話じゃねぇ！！」を含む小説

飼っている文鳥のケージの掃除をするため、文鳥を部屋で放鳥させていた時、たまたま、電話が鳴って受話器を取った。いつもなら夕方くらいに帰宅する息子達が、その日は終業式で、同じくらいの…

煙草、呪いから5年後の話。 漆間陣(うるま じん) 『煙草、呪い』の『俺』 煙草が吸えなくなったのでココアシガレットを咥えている。命日に毎年電話をかけていた。 一之瀬桜(いち…

私には中学時代好きな子がいましたが、勇気を持てずなかなか告白することができませんでした。 そんな私を見かねた友人の田中に発破をかけられ、私はようやく告白する決心をします。 電話で…

友人から電話がかかってきた。真夜中なのに。

　二十四時半のファミレスにやってきた女性・秋代。彼女は、男友達に何度も電話するが、中々取ってくれない。 　切羽詰まった秋代は、店内に唯一いた喪服姿の男性二人組に、あるお願いをする…

酔った勢いで溜まっていた鬱憤を吐き散らした俺は、長い付き合いだった彼女から平手打ちを食らった挙げ句に別れを告げられた。 その時壊れたスマホを買い換えるついでに番号も変えたのだが、…

今よりもちょっと不便で、だからこそ、誰かに何かを伝えることに一生懸命だった時代。 誰にも言えない、ただ一人にだけ伝えたい思いは、果たして伝わるのか。

　いつも視界の隅で、誰かの指が夜想曲を弾くような手つきを繰り返していた。執拗に、冗長に。 　それは、バスの車内で揺られる今では、周りの乗客たちが携帯電話を弄る動作であったり、運転…

目に留めていただき、ありがとうございます。 最近、『余命〇〇』というタイトルの作品をよく見かけるので、 それに便乗して書いてみました。 感動系を期待された方は、すいません。 …

『月下美人が咲いたら連絡する』 約束どおり、親友が電話をかけてきた。彼女の実家にたどりつくと、二年前と寸分の狂いもない姿の彼女がいた――遺影とおなじ、朗らかな笑顔を浮かべて。

男の子は、足の指を舐めるミケの背中を撫でた。「お前は本当にやんちゃな子だなあ。僕が拾ってきたあの日から、ずっとこんな調子だね」その時、固定電話が鳴った。男の子が慌てて応対すると、…

僕は君のことが大好き。真夜中にいきなり電話をしてくる君も、ストーリーを監視している君も。 真夜中の電話をかける恋人同士の違和感と少しの狂気。

彼女は月に電話をかける。 三日月の影になっている部分、彼が眠る真夜中の部分に。 それはとても悲しいこと。 だって地球は月にXXXXをXXしたのだから。 2022年、カクヨムに…

本当に真夜中だが午前１時に電話が掛かってきた。 その電話に俺、元不良の友瀬勇大（ともせゆうだい）は出る。 するとメリーさんからの電話であった。 喧嘩腰で電話する俺。 まあこれが間…

ああ…もう終わりだ… そんな時は良くある。しかし、本当の意味での終わりだった時…電話は鳴る 「はいは〜い♪こちらデリバリーサービスとなっておりま〜す！ご注文はなんですか？ピザ…

　ある日、突如として夜桜見物の会場で花見客が消失する事件が発生し、非番だった怪異犯罪取締局捜査官の水卜陽菜(みうらひな)は、相棒の特別捜査官の三田村(みたむら)ユウリと共に緊急出…

「申し訳ないが、ウチに必要な機械を使役できない君はクビだ」 ”上の世界”から不思議な”機械”が落ちてくる世界……機械を魔法的に使役するスキル持ちは重宝されているのだが……なぜかフ…

17歳から21歳の5年間で5回、合計1年間、精神病棟にいました。 任意入院が11ヶ月、医療保護入院が1ヶ月でした。 幼稚園には、母が倒れても父が倒れても通園できました。 小学校…

夢を持ち上京した男は望まぬ結婚をし、冷たい東京の街にいた。 そんなある日、故郷に残してきたかつての恋人から電話があった。 母が死んだという。彼女をあの地に縛り付けていた枷が無くな…

《あらすじ》 保原《やすはら》透《とおる》は独り身で、田舎の山の中で陶芸と金継ぎの作家をしながら、事務員のアルバイトをして生活している。 32歳になる年の4月、叔父、勝呂《すぐ…