「少し ホラー」を含む小説

目を覚ますと、部屋は暗闇であった。男はショウメイと呼ぶ、自称天使を呼び出す。何故、部屋は暗闇なのか。そして男は天使を自称天使と呼称するのかーー。 ・微ホラーです。少しミステリ…

帰宅途中、行方不明になっていた柳生晃太と再会を果たし、一緒に暮らすことにした田所未結。 その十年近く前。ベランダから落ちかけた未結を、柳生と共に助けた木津秋良。 二人の視点で紡ぐ…

幼い頃からよく迷子になっていた男。 大人になった彼が自分の妻子とはぐれ、迷い込んだ場所は…… とある小説講座に提出した作品。 原稿用紙10枚程度の長さです。 荒削りな出来で…

急な出張で石川に向かうことになった平等(たいら　ひとし)は、出張によって娘の静との約束を破ることになり大喧嘩をしてしまう。 等が罪滅ぼしも兼ねて静にプレゼントをあげるため少しでも…

　市街地から少し離れ、山に囲まれた温泉街に暮らす宮原透也は、高校最後の夏休みを満喫していた。そんなある日、手伝いで訪れた林檎畑の奥で１つの洞窟を見つける。充実した夏休みに現れた１…

うちの息子は仕事先で余ったインスタント珈琲を定期的に我が家へ運んで来る。 その量たるや中々の物で、捨てるのも忍びないと思っている私は近所にお裾分けをしていた。 窓の外をたまたま歩…

夜、寝ているとふとした時にベランダの方を見ると腰を曲げたおじいさんの影が見えた少年。 その後、少年はどうなるのか？ 作者の実体験の内容を少し含んでいます。

子供の頃に見ていた物が、大人になってから別の物に見えた話。 フィクションです。 以前ウェブサイト、「即行小説トレーニング」に匿名で投稿したものです。 お題：過去の善人 制限時…

忌わく憑きシリーズに登場する人物達の日々や気持ち、少し不思議なものや出来事にまつわる、ホラーや物語には少し足りないエフェメラ(印刷物や栞などの紙もの)めいた小さな場面達を集めてみ…

どこで入手したのかわからないが、埃まみれになった学生用のノートだ。ページをめくると割に端正な文字で文章が綴られている。どうやら書き手の学生は、オカルトの類を信じていない現実的な女…

都立碧島高等学校の一年生、笹倉哲人は幼なじみの同級生藍沢絵里と、オカルト研究部の部長、秋野楓と一緒に『黒山羊様』の謎を解くために成り行きで夜の旧校舎へと向かうことに。 でも、そこ…

（「小説家になろう」「エブリスタ」「Prologue」でも掲載しています）

高校生活が始まるものの、高梨悠理は病弱で、学校も休みがちになり、クラスメイトとの関係にも奥手になっていた。 雨の日の放課後、一人教室で雨が止むのを待っていると、クラスメイトが入っ…

さてさて今夜語られますは、舌のネジが少しばかり外れた、とんち少女一休ちゃんと、その相棒猫又のダンポのお話でございます。 彼女が困難をどう解決して行くのか、どこか癖になる一休ちゃん…

幼い頃から人ではない者たちが見える青年祥太郎とその弟の拓人が移り住むことになった広島の片田舎で不思議なモノや出来事に遭遇したり撃退する話。

　青い春、皆が憧れるもの。その中には少し複雑な感情がある。短い言葉でも、君はわかってくれるかな､､､。

夜道を歩いているといつも足音が聞こえてくる。それは毎日毎日ほんの少しだけ近づいてくる。

　これは些細な衝撃でびっくりする少年が、少しずつ恐怖を克服していく物語。彼の大弱点はいないようで確かにいる幽霊の存在。学校ではその反応の大きさからクラスメイトに苛められ、そんな日…

私は、どこか違うみたいだ＿＿。 主人公の麗華は、''普通''とは少し違う高校生。 小学生、中学生時代と思い出したくない過去を辿り、もう人に心は開かないと決めた麗華。 しかし、…

　あの日君と出逢ったのは、眩しい光が木々の間から降り注ぐ。靴越しでも感じるアスファルトの熱、鼻をくすぐる桜の香り、木陰には蟻が綺麗に列を並んで排水溝に消えていったそんな暑い日だ…