どこか違う
花宮零
プロローグ
「……ごめん、その気持ちには応えられない」
「待って!そういうつもりで言った訳じゃないの。だから、 友達で居て欲しいの」
「……正直、気持ち悪いよ」
*
ああ、またこの夢か。何度目だろう。このシーンばかり繰り返され、その度に嫌な汗が背中を這う。私はため息をつきながらベッドから起き上がる。 気持ち悪い。そんなの、 私が一番分かっている
*
私は、どこか違うみたいだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます