「カクヨムオンリー 高校生」を含む小説

みかんが引き起こす偶然の重なり お題「蜜柑」

　小早川ミコトは、少々風変わりな男子高校生。 　彼は趣味で作成したPCで、人工知能――すなわちAIを生成する。 　だが、どうにも様子がおかしい。 　これはふとした拍子に始まるS…

俺はメル〇リでJKを買った。

愛を知りたい少女は一冊の小説を手に取る。その小説「フラクタル・ラブ」は、それを読む少女とリンクしていて……。

「お菓子買ったんだけど……食べる？」 「……！食べる！」 普段はこの世の終わりかと思うぐらい目が死んでるのに、お菓子を食べるときだけ生き生きする島来輝（しまらいき）君。 私は…

★カクヨムコン９参加作品 私立八百万学園に通う「和徒村　英一（わとむら　えいいち）」。 通称『ワトソン』。 全ての学生はどこかの部活に所属しなければいけないという学園の規則に従い…

近江千景は不死身の高校生である。 そしてこの体の秘密がバレたら迫害を受ける危険があるからと、他人との関わりを持たずにひっそりと生きてきた。 しかしある日、事件に巻き込まれたクラ…

　タイムカプセルが開けられることはない、それが俺、秋月修平の持論だった。 　だから、中学一年生の頃に約束したタイムカプセルを開けに来る人は自分以外に誰もいないと半ば確信していた。…

　ある日の朝、曲辰呉楽(くせたつおおらく)が教室に入ると、「曲辰呉楽に恋人がいる」という噂が広まっていた。友人から追及を受けるも身に覚えのない呉楽は、どうにか誤魔化し一日を終える…

集団に馴染めない僕と、人の中心にいて笑う彼。 絶対混じわる事がない筈の二人が、友達になるまでの物語。 「短編集」に公開しているものに加筆修正したものです。

　倉野康太は、ある存在によって、突然28歳から18歳まで時を遡（さかのぼ）らされる。 　そのわびとして、人を操るアプリを与えられるが、そのアプリを使って好き勝手することもなく、普…

何となくの理由で図書委員を選んだ、井之上大翔。同じ委員の浅倉葉子と一緒に当番をしていた。 夏の暑い日だというのに、涼しげに読書をしている浅倉。その手元はホラーのジャンルだった。…

『別れよう…』 別れを切り出された主人公の比奈が瑛斗との恋の始まりを季節とともに瑞々しく鮮やかに思い返す。 比奈が祈りにも似た願いを込めて見つめた先には…終わった恋が残すものとは…

高校生の氷帝あかりは彼女の住む県でもトップレベルのバドプレイヤーだ。 彼女は何よりも部活を最優先にしていて、恋愛経験もなければ友人すらいない。そんな彼女は周りからクールな人という…

私、中尾よるのアブノーマルな人生の一部。普通に憧れた高校生のノンフィクションです。

世間は、私のような人を家出少女と呼ぶらしい。SNSの通知は鳴り止まない。スカートから伸びる脚を、私は誰に見せているのだろう。 ※この物語は、援助交際等の行為を助長・推奨するもの…

弥刀川 御輝(やとがわ みつき)は少しだけ変わった女子高校生である。 そんな彼女にはほとんど喋った事は無いがとても仲のいいクラスメイトがいた。 それは、同じクラスで隣の席である…

私はいつも下校中、イヤホンを付ける。それが世界と自分を隔ててくれるから。雨が降ったその日も同じだった。色褪せて退屈な世界だと思っていた雨の中で、あなたに会うまでは。

｢オタクに優しいギャルなんて砕け散ってしまえ！！！｣ 　僕、高校二年生である明星影人(みょうじょうかげと)はゴミの掃き溜めのような思いを胸に秘めつつ、教室の影で孤独にウェブ小…