メル〇リで落札されたJK。よく働く
夕日ゆうや
JKは安い
俺はメル〇リで中古品を買うのが趣味だ。
今日はどんな商品が転がっているのだろう。
この前は車を80万で購入した。
ルンルン気分でアプリを開き、物色してまわる。
と、一つの商品に目がとまる。
「ん? JK売ります?」
その単語に目が止まる。
よく見ると値段も安い。
他の人は詐欺だと思い、購入しないようだ。
俺もこれは詐欺だと思う。
でもJKを売るという発想に負けた。
俺はJKをメル〇リで購入する。たったの五百円だし。
支払いをすぐに済ませると、翌日には発送するということ。
まあ、どうせ何も届かないだろう。
そう思っていた。
だが――。
翌日、鳥のさえずりが聞こえてくる。
寝ぼけ眼を擦り、チャイムの鳴る方へ歩きだす。
「はい。お待ちください」
そう言って玄関を開ける。
「きぼた郵便です」
サインすると荷物を置いて帰る郵便。
しかしやたらでかい箱だな。
開封してみると、中にはJKが入っていた。
「は?」
「うーん。やっぱり外は気持ちいいの~」
飛び出してきたのはどう見てもJKだった。
「わたし、
この日、俺はとんでもないものを買ったと理解した。
メル〇リは恐ろしい。
~完?~
――――――――――
いつか、これの長編を書いてみたいと思っています。
メル〇リで落札されたJK。よく働く 夕日ゆうや @PT03wing
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