「「スタート」」を含む小説

これは今の私に続く物語。暗黒の時代（自分史）と呼ばれる物語。 人生14年目の出来事である。

「はじめまして、大親友」 そう言って病室に入ってきたのは、見たこともない男性だった。 男性と私の関係は、いったい？ 記憶を失い続ける苦しみと、忘れ去られてしまう苦しみ。 二人は…

リホは大陸横断鉄道のコンパートメントで車窓を眺めていた。 目的地までまだ遠く、変化のない車窓に退屈しはじめた。ひと眠りしようかと思った時、鉄道の同乗者に声をかけられた。 顔を上げ…

　わたしはガチの雨女である。それまで晴れていたのに、わたしが外に出たとたんに雨が降りだしたりする。 　おかげでこの度、めでたく離婚することになった。

スタートラインは「同じ」だった。

「短編賞創作フェス」応募作品。 ほぼ即興で、「スタート」について書いてみました。 楽しんでいただけたら幸いです。

ある日突然、俺達のクラスで殺し合いが始まった。 毎日十八時に現れる、くじ引きの箱。 当たりを引いたものは鬼。 鬼は誰か一人を殺さなければならない。 自分が死にたくなければ。 …

十八の誕生日、私は復讐のために結婚をした。 これは利害一致の契約結婚……だよね？ え？　何で私、夫に甘ーく迫られてるの？

未使用のモノを断捨離するには勇気が必要。 どうせ捨てるなら使ってみて捨てるのもアリかも。

京都の人も食べるというお雑煮というものを私も食べようと思って食べるのだ。 お題「スタート」です。

勤め先の会社がつぶれ、俺はハロワを訪れた。 そこで俺はハロワとは「冒険者ギルド」だという閃きを得た。 その瞬間、世界は色づき、バラ色に染まった。 俺は「冒険者」として世界に足…

俺は右脚を失った。だから立つ、本当のスタートに。

　適応できると思っていた東京での会社員生活。 　気が付いたら休日は起きられないし、原因不明の咳が止まらない。 　思い余って上司に啖呵を切り、会社を飛び出して実家のある北国に帰る…

大学の講義名やテキスト名によく使われる〇〇入門とは、初学者にとって 全然入門じゃなかったりもする。 例：相対性理論入門、電磁気学入門

地味でひっそり生きてるOLの裏の顔。 短編賞創作フェス参加作品。お題「スタート」

ある国の、近衛兵（このえへい）のお話。 ふと口を突いて出た、ちょっとした呟き（つぶやき）が、恐ろしい結末に繋がることを彼は知らない。

あらゆることが気に入らない女子高生、篠忍は、心の拳銃で人を撃つ。 両親、クラスメイト、教師に向かって、幻の弾丸を放つ。 殺害の空想をする瞬間、忍は気持ちよくなり、すぐに自己嫌悪に…

彼の死をきっかけに目覚めた、過去へと戻る力。 いったいどれほど繰り返せば、彼を死なせずに済むのだろうか。

《短編小説》朝のコーヒーショップから始まる奇妙な話。 しかし誰もが気付いていない実話である。 ※世界が平和になりますように……という願いを込めて書きました。 (短編賞創作フ…

中学の入学式が終わって登校初日。学校に到着したと思ったら朝七時、目覚ましに起こされた。何をやってもそれを繰り返す。このままじゃ俺の学校生活がスタートしない。 お題「スタート」で…