「童話」を含む小説

昔書いたものを抜粋して転載。 SFっぽい、妖怪っぽい、童話っぽい、神話っぽい、など。 ★100になりました（2024/3/22）。閲覧、応援など有難うございます。 ※　53話…

ここは相互監視によって秩序が保たれる世界。「ノケモノ会議」のルールの中で人々は生きている。南天カナコもその一人だった。しかし、彼女の生活はライオンの尻尾が生えた男の子、柊レオの登…

時は天正１８年、東北最大の勢力を持つ「伊達家」と九州最強の勢力を持つ「島津家」、二つの武家の分家に当たる会津を治める「鬼龍家」の若き当主、『鬼龍 真斗』は家老『河上 源三郎』と共…

少年は、周囲や世間の人々がAIとそっくりで、考えたり感じたりしてるように見えるけど、実は何も考えてないし何も感じてなくて、ただ誰かに聞いたことを言ってるだけだと感じています。彼は…

園児、リンちゃんのゆるっとした一幕を、1話1～2分（500～1000字程度）にてお届けします！水・土更新です。息抜きのお供にしていただけますと幸いです！（この物語はフィクションで…

花を食べる悪癖がある少女は人目を避け、自ら塔の中に閉じこもった。 食べることがやめられない少女の前に、夢喰う魔物だと名乗る青年が現れる。 青年は言う。「君の夢をくれれば、願いを叶…

プロローグ 僕はこれらの話を、祖父から聞きました。祖父はそのまた祖父から聞いたそうです。そのまた祖父の祖父は、星々から聞いたとか。ほんとかどうかわからないけれど。 小さな小さ…

何処かの世界の何処かの場所にある「ヴォルノースの森」。そこで営まれる”なんてことない毎日”を、短い個別の物語として綴っていきます。 ※ サブタイトルごとの短い話の集まりです。 …

不思議シリーズ「ティータイムはアナタとともに」の続編。王のいない王都・フロンティア・ガーデンを舞台にした話たちです。

世界を侵食する領域。突然現れ、突然広がるその領域の中には、想像を絶する世界が広がる。 歪になった世界。人も、建物も、動物も、草木も、全てが変質する。 その領域を世界は『異譚』と呼…

大晦日の夜、美紀が買い物から帰ってくると「たっちゃん」がそこにいた。 『忘れないで。あなたが猫に愛を告げる時、猫もあなたに愛を告げている』

不思議な夜市をのぞむアパートにて、マダムが赤子に物語を読み聞かせる。 牢屋のなかを逃走しつづける死んだ男の物語。（『夜』） 部屋の温度を下げるためにビルを探検する、ネジの外れた…

絶対たる力を持つ戦人“騎士”こそが、至尊の座より祝福されし、箱庭の王国。 勇猛に、荘厳に、そして絢爛に。 綺羅星に輝く戦舞台は、――地を這う弱者の嘆きに満ちていた。 嘆きはいつ…

夜な夜なフライトを楽しんでいた僕は、ピーター・パンを演じて小さな少女を夜中の散歩に招待する。 童話風のかわいい感じのファンタジー。

ある春の日、ぼくのウチの近所で色集めが行われた。 童話っぽい可愛らしい感じのファンタジー。

これは人を殺すだけのお伽噺 二尾の黒狼。 それは子供を寝かしつけるための、ただただ怖いだけの童話。怪談。 それはなんの教訓も、答えも見いださせない。ただの殺戮者の話。 実在した…

　完全不定期連載です。令和五年九月二五日以降に詠んだ俳句が収まっております。 　気負うと、ろくな事にならないので、本当に書きたくなった時だけ更新します。公式自主企画に合わせて開始…

思いつきと勢いで書いた昔話風童話です。 もちろん書いてある内容は嘘です。 数分で読める長さとなっております。

　病院で意識を失ったはずの月見里美奈は、気が付くと森の中にいた。 「この森の先、の、家、行ったら、君、死んじゃうッ……!!」 　自分の手首を掴んで引き留めた青年・ガルーによると、…