「ＫＡＣ20232」を含む小説

地上最後のヌイグルミが恋をした！　2人を阻む分厚いガラス。ぶち破っちゃえ……。 絶対にコミカライズ、映像化不可能な短編です(笑)。 疾走する初恋を、よろしくお願いします。

静かな日曜の休日を楽しんでいた石黒の元に、同級生が訪れた。なんでも最近、不気味なぬいぐるみが家の前に置かれているらしい。送り主が誰で、目的はなんなのか、石黒に突き止めてほしいとの…

人は死んだら、熊になる。ぬいぐるみが置かれる。テディベアが鎮座する。死んだサエちゃんの机には、花ではなく、かわいらしいテディベアが手向けられていた。

ぬいぐるみを使った除霊師、布伏武見は自分のところへひょんなことから弟子入りしたぬいぐるみクリエイター女子高生の花槻ケイに心惹かれるようになってしまう。 しかし武見は子供の頃から…

「ユニコーンは処女の娘に近寄って来るんだって。だから、私には捕まえるチャンスがあるんだよ」 朝顔の緑のカーテンの日陰で君は笑う。 「……そう言うの、男に言うのやめて」 でも…

ぬいぐるみの意識が覚醒した。 聞こえてきた内容は以下のような点だった。 「ぬいぐるみの綿がブツだ。 　新種のもので綿をあぶって使う。 　弱点は二つ。 　一つは、匂い。 　二つは…

病院に入院している少女、茅野美知は生まれた時から病弱だった。 彼女が大事に抱えている大きなくまのぬいぐるみは、彼女が寂しくないようにと両親が買い与えたものだが、このぬいぐるみには…

俺ァ小森カレンちゃん６歳のぬいぐるみ。 家だって幼稚園だって、ずっとカレンちゃんを見守るのが俺の役目さ。 でもカレンちゃんは、もうすぐ小学生になるんだ。

可愛がっていたんだもん、まさかあんな事になるなんて…(泣)。

地球は脅かされつつあった。……そう、とある組織の思惑により地球外生命体に狙われていたのだ！

ただのぬいぐるみと侮るなかれ。 「カワイイ」は最強のパワーを秘めるのだ。 KAC20232参加作品・5分で読める、現代のおとぎ話。

スパイ一家の第三子は、ある日大学でベンチに座るぬいぐるみを手にとる。 それはただの落とし物なのか、それとも誰かの陰謀なのか――？ 諜報一家シリーズ第2弾。

女子高生の千歳は、原因不明の事故で入院した幼馴染を病院まで見舞ったその晩、人語を話すうさんくさいぬいぐるみに実家を訪問されてしまう。幼馴染の巻き込まれた事故の原因、謎のぬいぐるみ…

ぬいぐるみが好きな女の子に恋していた。 具体的に誰かに恋していたという話ではない。 理想。もしくは妄想の世界の話である。 そして最愛の妻に巡り合った。 たとえ、妻がぬいぐる…

先月、不思議な占い師に導かれて、運命的に出会った小説にすっかりハマったわたしは、あっという間にミステリーオタクになってしまった。新たなミステリー小説との出会いを求めて、図書館に向…

とある女子生徒を毛嫌いする主人公は些細なきっかけで彼女に話しかける日常を極めたお話。 KAC2023、第2回目のお題「ぬいぐるみ」参加作品。

物心付く前からいる、ぬいぐるみはずっと綺麗なまま…。

五年前、他の女の子とキスしている姿を相手に見られ、ギクシャクしはじめた従姉妹の〈夏実〉と〈心雪〉。そんなふたりの新生活の話。