「薬草」を含む小説

　ロア・フィルトスの才能は誰からも必要とされなかった。 　大陸中の街や村では、聖教会で行われる10歳の儀式で自らに宿るギフトを知り、人々はその才能に応じた職に就く。 　しかし、ロ…

魔法も魔物もいる世界、小さな村で薬師の見習いをしていたルルティ。 師匠に薬師としての知識や技術を学ぶ毎日。時には薬屋の店番をしたり、薬草採取にでかけたり、魔物によって怪我をした…

2021年頃に書いた作品です。 ◇おねがい◇ SNS等での批評・批判はご遠慮ください。 作品フォロー（ブクマ）は、あとで読もうかなと思われた方だけ、どうぞ。 読み終えましたら、…

エルフの族長の末っ子が、謎めいた試練の旅に出る。その護衛に選ばれたのは、馬番をしている人間の少年。持ってくる地図を間違えて、森で迷子になったりと、先行き不穏な旅路でも、二人でなら…

前世では地球の現代日本にて女子高生をしていた私、神薙　美杜は、この度、地球とは別の世界の天界にて、神（見習い）として転生しました。 運動神経が鈍くて戦闘が不得意ですので、山菜や薬…

薬草を集める青年アランは、ヘル種の魔獣もふもふのスタンと共に旅をしている。 薬草を探したり、ギルドの依頼を一緒に成功させたり、ケンカをしたり、スローライフを満喫中。 ※109話に…

両親を亡くし、育ての親のレナおばさん（レナート）と一緒に暮らす、ちょっと不思議な能力を持つ男の子・マイク。彼は薬草とそれ以外を見分ける能力を持っていた。その能力が次第に変化して様…

　エゼアルシルト王国では、政策の一環で、困窮により止むを得ず口減らしの対象となった子供を軍に預けると、その一家はその年の税を免除される。物心つく前に軍に与られ、軍以外に居場所がな…

「フローラ、今日からあなたは薬草畑を手伝いなさい」 　そう言われても、私が手伝ったらこの孤児院の収入源の畑は終わり。だって、前世でミントを枯らしたんだから。 　畑には近づかない…

異世界にいったひなみは、“薬術師”の適性があった。 その力と神様の加護で最高級回復薬を作り、誰にもできなかった薬草栽培を成功させてしまったり……そんなのんびりがっつりファンタジー…

領主一家の貴族だった私は異端児として孤児院に入れられてしまう。しかしそこは女の子の楽園だった。周りには広い庭から森まで続いていた。そうだここで採取とかしてスローライフして過ごそう…

　羨ましかったんだ。 　灯ってさえいれば、凛々しくなるはずの目が。 　若草と老草色が交互に配色されて大きく波打つ前髪の裏にある、人を呪いそうな目つきの俺にとっては…

自他ともに認める「薬草音痴」のユーリが出会った、一冊の変わった本をめぐる短編 ユーリはたまたま薬草学の本を手に入れた。苦手なはずなのに、友人たちの勧めで本を見ながら作業している…

幾百年も変わらぬ日々を過ごしてきたシルの前に、ある冬の日、薬草を求めて人間の少年リオンが現れる。 警戒心から始まった二人の関係は、やがて繋がりに変わっていく。

人類の存亡をかけた重大任務に巻き込まれたのは──特別な力を持たない平凡な少年だった!? 「〈勇者の剣〉を届けろ。人間に残された最後の“希望”だ……」 山奥でまずしい暮らしを送っ…

俺の話を聞いてくれ。 勇者は突然語り出した。なんでも、【薬草アレルギー】がめっちゃ心配らしい。 石橋を叩いて渡る系勇者、ついでにちょっと妄想癖？　もはやニートと化してしまった…

きらめく赤い宝石のようなカンパリ。薬草酒のこれは強烈な苦みを含んでいますが、グレープフルーツジュースなどと混ぜてカクテルを作ると癖になる素敵な一杯に変わります。苦みも、酸いも甘い…

僕の実家は王国の侯爵家。 三男なので適度なスキルで気ままに暮らす予定だ。 そんな僕が10歳の開化の儀で｜能力板《スキルボード》を授かったら、クラスが『大盗賊』だって。さすがに父ち…

東京都小平市の北西の端っこにある駅前植物園、東京都薬用植物園。 ふつうの植物園とは違っておしゃれじゃないけど他所では見れない薬草、毒草、麻薬が育てられている、薬屋のひとりごとファ…