「花 色」を含む小説

2020年、3月。 この日、東京が消失した。 原因は未だわかっておらず、世界は混乱に包まれたままだった。 東京に住んでいたものたちは消息を絶ち、消失した都市部を中心に、何…

「俺」は、『生まれつき人の顔が花にしか見えない』高校生。 医者にも原因は不明だと言われ、目薬やら強い薬やらをいくら試しても彼の眼は変わらなかった。彼が年々成長していくほどに、彼の…

世界の主役は私であると、白ソックスを靴の淵にチラつかせながらバタバタベタベタ進む足達。 （帰宅する少女達。初夏の一コマ）

色街の華と噂される用心棒の青年は珍しい瞳の色をしていた。 右眼が碧で左眼が緑のオッドアイ。 そして花街の花さえ放っておかない美貌の持ち主。 ついた渾名が「オッドアイのラス」 彼は…

※この小説は【三部作】構成です。 とある虹色の惑星にて。 七色の花をつける樹々。 その樹のそばで長い眠りから目覚める数万の人類。 不思議にも、彼らは皆裸で、十五歳ほどの体つき。 …

ー世界の王に使われて働くくらいならどんなに小さくても自分の王国を築くべし ー同時にカナリーイエローとカナリアイエローの区別はちゃんとつけるべき 今回の空色杯はカナリーイエローの…

アッシュ：元人間、現在は魔法使いの弟子。赤毛に碧眼の青年のような少年。 ホーソン：アッシュの師匠。紺色の髪に黄金の瞳を持った意外にも脳筋先生。二つ名は『森の魔法使い』。 アザレア…

本作品は「小説家になろう」でも宙色紅葉の名前で投稿しています。 無口で照れ屋な女性が一生懸命、彼氏に愛情を伝えようとする話です。 イチャイチャと甘い溺愛系のラブコメで、フィクシ…

この世界では、死んだ人は花の種になる。 そして、その人に合った花が咲く。 そんな世界の＜花の種＞を巡るお話。 このお話はフィクッションです。 実在する人物・団体・事件・その…

【人狼】 じんろう。通称、ライカン。 体内に月と同等の魔力を擁し、 ヒト型と獣型を変幻自在に行き来する。 満月の夜に変化する狼男とは別物。 フェンリル狼の子孫である双子の兄妹、 …

このノートはどなたでもご自由にお使いいただけます。どうぞお好きなことをお書きになってください。 ───── こちらの作品は、フィンディル様の自主企画に参加させていただいています…

フィンディルさんの自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」参加作品・二作目 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093074752698854

生徒指導室の常連、風紀委員の標的、進級危機に陥る担任泣かせの問題児の花散しのぶはゴールデンウィークを目前にした日の夕方、不審な行動をしているクラスメイトの染井愛乃を目撃する。好奇…

行き場所のない私 夜の街に座り込む たくさんの人の中から キミが私を見つけてくれた 私の手をとって引き上げて キミが天国に連れて行ってくれる 私の地獄はもう終わり ただキミだけと…

小さな桜色の花から始まる、ある春の出来事。 子供時代に花をくれた女の子の正体は？ 全二話の短編です。 こちら作品は他投稿サイトでも掲載しています。

KAC20247参加作 お題「色」 〈あらすじ〉 憧れの街、百花町へ新居を探しにきた雪村柚葉（ゆきむらゆずは）。美しい花の街……のはずが、荒れ果てたゴーストタウンになっている？…

KAC20247「色」のために書いた短編です。

その花束はどんな意味？

彼女は彼にいつも会いに来て、他愛もない会話をする。 「ねえ貴方には、これはどう見えるの？」 彼は彼女が持って来たものを、彼は見えたまま答える。 それだけで彼女は喜ぶ。が、彼は…

カスミは色のある花を探していた。