「終点」を含む小説

終点

Twitterにて #呟怖 ソラオドール賞 に向けて投稿したものに更に加筆修正しました。137文字の良さはありますが、思いついていた設定を足して書き直してみたくなりました。

　仕事帰りの疲れた顔をしているOLと、彼女が利用している通勤バスの運転手の物語。 少し不思議で奇妙なストーリーとなっております。初投稿の為、短編にしてみました。読んでいただけると…

【terminal】 　[形]１．末端の，終末の。２．終点の，起点の。３．定期の，学期の。４．【植】項生の。５．死期の近い;必ず死ぬ。６．(口)救いようのない─。 　[名]１．末…

永遠に都会を走り続けるあの電車に乗る、二人の男の何気ない世間話。

みんな、心の中で誰かを勝手に星にしている。その輝きを追って生きている。銀河鉄道に乗り込んで、その輝きに触れる、苦しい世界での美しい物語。

お題：「名付けるならばそれは雑踏」 ※同一作品をpixivでも公開中です。

生まれて初めてお巡りさんに肩をたたかれた。自宅の最寄駅まで行く電車はだいぶ前に終わっていて、走って走って滑り込むように乗ることができたのは最寄り駅の３つ程手前が終点の地下鉄だった。

豊岡は長年にわたりバスの運転手を務めてきた。彼は過疎路線を担当していたのであったが、会社の経営合理化の方針により、担当していた路線が廃止されることになった。 顔馴染みとなった乗客…

中学３年生の美羽は、母の再婚がきまり、新しい家族と新しい家で暮らす予定だった。その矢先に、事故で母を亡くし、義父になるはずだった人も意識が戻らない。ショックでぼんやりと知らないバ…

気が付くと見知らぬ列車の中にいた一人の高校生。 乗客は自分の他におらず、どこに向かっているかもわからない。 そんな折、電車のアナウンスが流れ始めた。 「終点、終点。次の駅でお降り…

盲目の少女は無断でバスに乗り込み、少年と出会う。彼らが辿り着く終点の景色とは…。

手塚昭彦は、毎日一人で電車で帰宅する。 虚無の帰宅時間、彼は偶然小学生の頃の知り合いである双子姉妹に出会う。 これは、放課後、終点までの短い時間の、少年少女の物語。

　山と空と畑。 　駅はもちろん無人で終点。 　そんなド田舎に住む水野鋼音（みずの はがね）は身長一八〇センチ、自他ともに認める野生児だった。幼少時から狸や鹿や猪と戯れており、双…

離婚した父親に用事があるから電車に乗って遠出をしたけれど電車は途中で終点。 海上の駅で一週間暇をする。そうしてようやく来る電車。 駅長さんが可愛いのはいいけれど、本当にそれだけだ。

「つまらない死に方を選択するのではなく、百年に一回ある『最後の三分間』で死を迎えるのはどうかと提案しようかと思っただけです。もし気になるようでしたら、私に付いてきてください。次の…