「狂気 絶望」を含む小説

絶望は希望に隠れるもの ＊＊＊＊＊ 作者:ウェル

　連合軍の偵察部隊の青年兵士が捕虜となったのは、帝国軍が極秘に開発した吸血鬼からなる実験部隊であったが、何と実はそれは年端もいかない少年兵ばかりで構成されていて⁉ 　──あの超…

　──ふと気がつけば『私』は、記憶喪失となっていた。 　失ってしまった過去の手がかりは、夢で見た『月の妖精』のごとく美しき少女だけであるが、その可憐な唇は何も語らず、ただ私をあざ…

時は、1945年太平洋戦争末期 海軍航空隊所属の主人公、ムー少尉は、若き天才エースパイロット。 鹿児島のとある基地に所属する彼は、幾多の友達を見送ることになる。 そんな彼の昔馴…

第三次ウォクスタ戦争は、半期123年から半期126年のアスカ万世ウォクスタの南遠征をいう。 ウォクスタは国々をまたがる重要補給線カリアノス-イリーの奪取を目的として侵攻を開始し…

　母さんが死んでから、ずっと不遇に生きてきた『俺』の前にシロが現れた。 その時から『俺』の生活は一変する。 未知と異次元の世界、人間ではない人類、蠢く陰謀や計画、幾度も繰り返さ…

「一途な愛だって思わない？」 分かっていたはずだった、最愛の人を失った彼には、彼女の歩む未来も理解できたはずだった。 懸命に、ひたむきに、前に進もうとする彼を、絶望が覆いかぶさ…

魔族と呼ばれる存在。それがこの世界で物理的に証明された時代の物語。 ２０５０年代に訪れた人造魔生命体災害【バイオデビルハザード】により大地が 引き裂かれ、世界に魔力干渉嵐流と野良…

“俺は性的欲求がない。あるのは美を追求する心だけ” 美を愛する青年、西村　京（にしむら　きょう）。 彼が追い求めるは美の世界。それは狂気に満ちたものであった。 男女の肉体、快楽、…

狂気と混沌。今ここに生きている存在について。

ダブルクロス3rdのリプレイ。 Eロイスを使いまくる卓で、PCの侵食値は天井突破。とにかく派手なバトルが持ち味。

罪に大きい小さいはない。罪は罪でありそれ以上でもそれ以下でもない。 人は誰でも死ぬまでに必ず罪を犯す。初めから天国へ行ける人間なんて0.001%にも満たない。 死ぬことが終わりじ…

　そこにあるのは――絶望。 ※以前ブログで書いた作品に加筆修正した物です。

異世界より襲来した得体の知れないモノ。それは、人に寄生し狂気と引き替えにその秘められた能力を顕現させる。転校生に寄生したソレに目の前で親友の恋人を惨殺され、俺もなすすべもなく瀕死…

２０１２年の夏、僕は狂ってしまった。病名は躁鬱病。周りの人を巻き込み、僕は激躁になり、夜の道を大木の枝を背負って走った。 この物語に救いはありません。あるのは残念ながら絶望感です。

ありきたりな毎日に鬱屈を吐き出す、 どこにでも居る高校生だった椎名隼人は、ある日奇妙な男と出会う。 話しているうちに意識が暗転、果てに辿り着いたのは、 知っているはずなのに何処か…

険しい山間の寒村。絶望的な孤立と飢餓が、やがて村人たちを狂気の因習へと走らせる。

「ねぇ？１回死んでみない？」 集合時間よりかなり早く来てしまった少女はその暇な時間をどう使うか考えながらスマートフォンを取り出した。「ッッ！」「うふふ。こんにちは～」誰もいなかっ…