「昼と夜」を含む小説

一滴のなかに含有されるカフェインの量を知らなくとも、一杯のコーヒーに、茶に、ココアに、エナジードリンクに含まれるその成分が必要とされることを、いまを生きる人々は、朝に、昼に、夜に…

工藤金紐はＯＬとキャバ嬢の二人のヒモ。 　昼と夜の女に頼り、生きるその姿は、二振りの剣を携え生きる、二刀流の剣士と違いはあるのだろうか？ 　彼は如何にしてヒモ界のエリートとし…

窓際の前から四番目の席。 そこは僕の席でもあり、彼女の席でもあった。 昼間は働き、夜は学校に通う二十歳で高校三年生の僕は、時間帯は違えど同じ学校の同じ席に座る、十八歳の君に恋をし…

少女は四畳半のお城で眠り続ける。 そこには朝も昼も夜も無い。あるのはただ一つ、堕落だけ。

水都壱織(みと いおり)は夕方が1番好きだ。昼でも夜でもない不思議な感じがするから。だけどまさかあんなことになるなんて...

業国と呼ばれた国での処刑と死体の後処理の話。

最初っからアクセル全開でいちゃいちゃするバカップルと、彼らが関わるちょっとした事件をご賞味ください。 （もうやだ、こいつら。）

なぜ、あの時僕に話しかけたのか

『ベーカリーすみだがわのケーキ五種は、午前中に配達される』 https://kakuyomu.jp/works/16816452219910252546 の、後日談です。

朝、昼、夕、夜、晩 それぞれをテーマにした別々の短編がいつの間にか一つにまとまる今作。 それぞれの副題は以下の通りです 朝　予告された死（小学生の時に考えたやつ） エリー…

生きる理由を何度も何度も繰り返し考える。 そうしないと僕らは生きていけない人種だから。 普通の人は考えなくても楽しく生きていけるかもしれない。 でも、道を見失った僕らは、道を見…

──夜は、嫌いだ。 理紀と琴音が同棲を始めて半年ほどが経つ。それぞれ昼と夜に働く二人の生活は常にすれ違っていた。寂しさが募り、宥めてくれる言葉にすら不安を感じる琴音。その頬を優し…

この世界はひとつではない。 光と闇。昼と夜。人と人ならざるもの。 そして、命あるものと魂だけのもの。 ふたつの世界は重なり合って存在している。 そのふたつの世界のはざまには、「…

　必ずしも24時間の営業が行われなくなった今でも、やはりコンビニエンスストアには24時間年中無休のイメージが強いです。 　太陽輝く真昼も、空気が深い闇の色を纏う深夜も、コンビニは…

近未来の地球、世界大戦に生き残った人類が作った都市国家。そこに襲いかかってくるAIが作り出した機械獣。人類は彼らを討伐するハンターという職業を作った。ハンターとは都市国家の外で機…

改変されるアバター。認識変容アプリ。インターネットを介して増殖・変異を続けるぼくらはどこへ辿り着くのか？　VRChatのカルトイベントから人類史の超未来を幻視する、闇の生存戦略。…

あらゆる本《世界》を収める唯一無二の大図書館ユグドラシルを管理する司書の一人である少年・倉見要がパートナーである少女・羽白かさねと共に壊れかけの本を直すため、様々な本を旅する異世…

　ここデイナイト王公国には昼と夜二つの顔がある。昼はデイ王国が、夜はナイト公国が支配している。 　昔はいがみ合っていた両国はいつしか和平を結び、その友好の証としてナイト公国の王…

月ではコーヒーがうまく淹れられず、僕は紅茶ばかり飲んでいる。 月は昼と夜がそれぞれに長く、生活は静かである。それに反して部屋には陽気なJ-pop音楽がかかっている。地球にいた頃を…