「戦国 架空」を含む小説

架空の戦国時代。松波国の国境を守るちいさな城、あずまのお城で生まれた侍女の娘の、死の間際までのお話。 ふんわり歴史、ふんわり考証。ふんわり続くんじゃ。

　時は戦国。群雄割拠の葦原は多くの国に分かれ、ただ一人の覇王を目指して有力者、もとい大名が日々戦いを繰り広げる。統率力、知略、政治力、武力、持てるすべてをつぎ込み競い合う。長らく…

「月芽」（つきめ）と呼ばれる大陸がある。そこには六つの国が存在し、時に結び、時に裏切り、お互いに牽制し合い永きに渡って争っていた。 武上の国　王族であり、騎馬隊の隊長でもある村…

滅びた国の城主の娘、サクヤ姫と、 その姫を一途に護り戦う妖狐の少年、コハクの物語。 人知を超えた圧倒的な力をもって戦国の世を掻き乱す妖狐衆。そこに属する妖狐の少年コハクは、仲間…

　竹井田晴信は、霧衣の国主であり父親の孝信の悪政を、民から訴えられた。家臣らからも勧められ、父を姉婿のいる茅野へと追放する。 　父親が国内の里の郷士から人質を取っていたと知り、そ…

一度それを握れば天下を統べる力を得るが、その強過ぎる力ゆえに持つ者自身をも滅ぼしてしまうと伝わる河内源氏の秘剣天哮丸。 城戸礼次郎はその天哮丸を代々守護して来た河内源氏末裔城戸…

・あらすじ かつて、音楽ゲームはアーケード、アプリ等の分野で多岐にわたって存在していた。しかし、システムがワンパターン化していくにつれてユーザーは集まりにくくなっていたのかもしれ…

――花の如く 散るが定め―― ――白い雪が、赤き血に染まる もう……戻れない―― ＊＊＊＊＊ 【主な登場人物】 織田信長（おだのぶなが） 戦国武将 明智光秀（あけちみつ…

○歴史を知らなくても読めます。 ○長編が苦手な方、最後だけでも。 どうぞ気軽に読んでみてください。 ●あらすじ● 戦国の世。そこに、結城という小さな廃れた国がありました。 若殿…

　奥美濃にある郡上の地に、歌仙と呼ばれた武将がいた。 　その名を、東常縁という。 　山間の狭い領地を固く守りながら、古今和歌集の秘儀をひっそりと伝えていた。 　そしてもう一人。…

津軽平野の中央に位置する藤崎。この地に古くより平城あり。 名を藤崎城とし、彼の地にて子、生まれ出でり。 名、藤丸。後、安東鷹良。更に後、藤崎鷹義なり。 彼の者、津軽に波乱と平…

　時は戦国、その中で殆ど属国になってしまったといっても良い様な小国「水穂」。 　国中に閉塞感が漂う中生まれた世継ぎ。 　様々な人（国）の思惑が交錯する中、次代の領主となるであ…

埼玉に三つのブランドネギあり。 伝統のブランド、FUKAYA。 悲運の古豪、YOSHIKAWA。 東京でファンを増やしつつある新進のKOSHIGAYA。 果たして次代の埼玉の…

　ときは永禄3年5月19日（1560年6月12日）。 　尾張の国、桶狭間の地では、大砲を備えて自走する鋼鉄の甲冑＜戦車＞に乗り込んだ武者たちが、御家の存亡と己の矜持を賭けて、砲火…

ーーー思い通りにならない世界。 大学受験に失敗し、浪人生となった友野高明は二度目の大学の試験前日を迎える。 しかし合格祈願に訪れた神社で「過去に戻ってやり直せたら」と願ってしまう…

ある小国の領主には、妻と娘、息子がいた。大名に攻め滅ぼされ、家族を喪った者の数奇な運命。 架空の大名が出て来るナンチャッテ戦国掌編です。