「ダークファンタジー 吸血鬼」を含む小説

『黄昏の少年』の「小説家になろう」版に載せていたプロローグです。 　著者としては好きなのですが、ストーリーとしてなくても通じます。 　そして読んでくださった方の意見も完全に二つ…

　主人公の聖夜が通う高校で、惨殺事件が起きた。殺された少女と対照的に、一人無傷の少女がいた。その人物は聖夜の親友の彼女だ。無事を喜んだのも束の間、目を覚ました彼女は吸血鬼となって…

　――リータスベル。 　それはロンドンの『裏』の世界。 　世界の境界線から外れた『世界』。 　これは、リータスベルに暮らす吸血鬼の、なんでもない日常と大切なものを取り戻すため…

　吸血鬼狩りをしていた冒険者セイルは、ある夜、一人の吸血鬼リーレと出会う。 　自分を陥れた半吸血鬼に復讐を誓うリーレに、セイルは『仲間になること』を条件として手を貸すことにした。…

記憶喪失の主人公、心臓の無いヴァンパイア、家の縛りに苦しむ呪われた少女、惑星に導かれた異世界の青年、正体不明の魔法使い——。 闇オークションで売られていた四人の少年少女を、魔法…

霞のように現れては消える銀髪の魔女。その不可解な言葉の真意とは。血に飢えし薔薇の如く、最凶の魔女は数多の破滅をもたらしていく…………

ラミアは歳を取らない吸血鬼の少女。人間と共に暮らし、いつか人間の様に歳を取りたいと願い、謎を解明する為、霧の王国を探していた。そんな最中、集落が山賊に襲われ、三歳の男の子を残して…

【同族殺しの魔女篇】 吸血鬼は不老不死である。 吸血鬼に弱点はない。 ある例外を除いて…… 吸血鬼を殺せる吸血鬼 例外中の例外 畏怖の念を込めてついた異名は、 ー同族殺しの魔女ー…

ソレは「断罪」か「救済」か。 「悪魔の子」幼い頃から少女はそう呼ばれていた。 その容姿から周りに疎まれ、蔑まれて生きてきた。 祖父だけが少女を理解していたがその祖父もヴァンパイ…

「ここに居るのは、私が魔女の所有物だから」 　東の森の奥深く、澱んだ湖の畔に建つ古城には、恐ろしい魔女が住むと囁かれている。 　出逢えば腹を引き裂かれ、心臓を抉り取られ、血を啜…

魔法、魔獣などが現れ始め、世界に神秘が宿りだした黎明期に村で姉と二人でごく普通の生活を送っていたレイ。ある日その日常を一体の吸血鬼によって壊され、復讐を誓うダークファンタジー。

謎のバーテンダー×エリート弁護士　 一夜の過ちが運命の歯車をまわす。 グラスに注がれた一滴の液体。それは甘美な味と芳醇な香りがした。 封印された記憶は抗えぬ誘惑に掻き立てられ本…

感染率100%、感染した人間の66.6%が死に、33.3%が死妖として生き返る死妖病が感染爆発を起こしてから半世紀以上。 戦役の避難民として人類最後の安全圏〈終局都市〉にやってき…

仕事の関係で、故郷のイタリアを離れてルーマニアで暮らす俺。異国の地での生活は大変だが、慌ただしい毎日は早くも三年目を迎えていた。 そう言えば、もうそろそろハロウィンだ。社会人に…

六歳の頃に吸血鬼に家族を殺されたユリア・ウィスタリア。 彼女は吸血鬼に対する復讐を誓い、吸血鬼対策課の対吸血鬼部隊に入り、吸血鬼にとって毒となる血を持つ神子と共に吸血鬼を退治する…

リリム・カレンデュラは、ごく普通の家庭に生まれた普通の少女だった。両親と三人暮らし。 決して裕福ではなく、むしろ貧乏だったが、彼女は何気ない日々を幸せに感じていた。 しかし幸せは…

吸血鬼に魅入られた少女と、不老不死に苦しむ吸血鬼の物語。

――憎悪を愛で包み込め。 数年前、吸血鬼は突如大陸への侵攻を開始した。それに伴い、青年の村は滅びを迎えた。ある者は死に、ある者は意思持たぬ眷属となった。愛する者を全て失った彼もま…

第一次世界大戦終結後のヨーロッパを舞台に、一人の男の復讐と奪還の物語が始まる……。 北欧最大の脅威、魔王ヴァルシャジェン。 名前さえも歴史から消し去ろうと、カトリック教会を動かし…

※　２０２１年、７月１２日をもって、本作は完結しました。ありがとうございます。 　異世界バンギアとつながってしまった日ノ本の人工島、ポート・ノゾミ。 　行き来自由な空間の裂け目…