「やめようね」を含む小説

少しだけ不幸な怠惰少女と、聖騎士からメイドへ転職した不器用な女のお話。 教国クオリア。そこは教会が統治する神の国。 既に2度パーティを追い出されている少女エリゼ・グランデは、遂に…

〆切は増える。 ちょっと目を離すと増えている。 〆切――それは小説書きの業であり、枷であり、決して手放せはしない唯一無二の相棒。 理性がない。力が足りない。〆切が守れない。 …

ある所に、アニメやマンガ、ラノベが大好きな少女がいた。ラノベの面白さに魅了された彼女は、小説を書く事に挑戦する。その後もいくつかの小説を書き続けて、そのうちの一話をネットに投稿す…

俺はもう彼女のことに囚われずに前を向いて生きていこうと思う。

最近、聖女や勇者の苦労を書いていたのですが、女神について書いて欲しいというリクエストを貰いました。いったんは断ったのですが..アイデアが浮かんだので書きます。 ですが、女神のテー…

「―――もう、地球にいることはやめようと思う。」 大きな決断を下した実は、地球を去る準備を進めていた。 自分の心を壊さないためにも、ここにいる大切な人々とは離れるのだ。 悲し…

　高校一年の春、俺は誰とも交友関係を作らず、一人で孤立していた。 　寂しくはある。だが、頑張ることも人づきあいも疲れてしまったのだ。 　先生やクラスの連中は頑張れば報われるという…

SNSで「信頼」していた相手に裏切られた人間の日記です。

ずっとそうだった。振り返れば彼は中学の頃から僕よりも大抵のことを上手く出来た。それなりの努力があったのかもしれないし、生まれつきの頭に恵まれたのかもしれない。それでも、なんていう…

　私、何歳だ、と思う。 　という彼女の問いに、僕が八歳と答えた結果が、さきほどの言葉だ。つまりその言葉が確かならば、彼女は八十八歳、という年齢になる。八十八。その数字の、奇妙な符…

よろしくお願いします。 お題は２話でやめようと考えておりましたが、この題に惹かれました。

　完命薬、治験のバイトで飲まされた怪しげ無い薬は少年の身体を不老不死の肉体へと変貌させた。人類の夢、究極の生命体、そうなれるのかもしれないという期待もあったとは思う。 しかし宿…

大好きだった幼馴染。俺は幼馴染の幸せのために十年間溜め込んだ恋心を捨てた。 幼馴染の好きな人は俺じゃない。 俺は大事な友だちと一緒に穏やかな日常を送りたい。 ……それなのになん…

『河野伸幸』は著名な料理人を親に持つ、料理人の見習い。 しかし、悲しいかな。彼には一流になる才能がなかった。 既存料理をなぞる機械人形。 オリジナルを生み出せない二流。 親の七…

聖女ユーナは、同僚たちの足の引っ張り合いに嫌気がさして教会を去った。 誰かのためになる仕事をしたい。 そう願う彼女が紹介されたのは、領主屋敷の侍女という仕事だった。 「これっ…

「カクヨム」には、プロ作家？　と思えるような書き手さんが沢山いた！ 自分の文章力では、書籍化なんて夢のまた夢。 才能ないし、もう、書くのやめようかな。 そう思っていた私の、「楽…

不老不死の男は退屈だった。 死ねないから終わりがない。 人と関われば、時が経ち死んでいくため悲しい思いをする。 だったら関わるのをやめよう。 一人で過ごすのが当たり前だったの…

「顔が好き」 いつもそれだけの理由で人を好きになってしまう主人公の玲奈。 高校生になることを機にもう少し大人な恋愛がしたいと思い、「顔が好き」という理由だけで人を好きになるのは…

生まれて初めての一目惚れをした高校1年生の春。主人公、浅見唯が好きになってしまったのは理科の先生でした。 2年生になりようやく先生の授業を受けられるようになったのに、テストでは…