「短編 夏」を含む小説

『かわな、もうそっちも夏休み入ってる？どうせ暇してるでしょ。』 『一緒にゲームしない？こんなゲームなんだけど…』 そんなメッセージと共に少女の元へと届いたのは、とあるゲー…

中学３年生の夏の暑い日。木下 桜（きのした　さくら）と秋月 楓（あきづき　かえで）は坂道を登っていた。 暑さに心が折れかける 桜、励ます 楓。 なんてことない少女たちの「日常…

夏にまつわる五つのお題で書いた短編です。 一話ごとに完結していますが、連作短編となっておりますので、お口に合いましたら通してお楽しみください。 【秘密基地】「自称魔法使いと怪し…

夏の夜のぎらぎらとした月の光。 瞳に反射するきらきらとしたイヤリングの輝き。 アタシが貰ったなつの話。

高校生の夏。部活動に悩む主人公「私」は、ある日不思議な青年「榊」と出会う。その日の夜、満月の下、「私」は、世界の不思議を覗き見た。 第三回高校生のための小説甲子園に応募した作品で…

ジャンルは特定せず短編を公開していこうと思います。 なんとなくなんでもありな感じです。 短編集と正反対の長い長い話「黒のシャンタル」というファンタジーも書いています。 よろしけ…

夏祭りの夜、雑木林で私は彼に追いかけられている。 必死に走る私と、悠々と追いかける彼を、花火が照らす。 私はクラスでいじめられていて、彼は私をいじめている張本人だ。 だけど、本当…

受験勉強を放棄した高校生の私は、不思議な祭りに呼び寄せられるように―― 第3回高校生のための小説甲子園　応募作品です。内容の変更はありませんが、一部修正をしています。 集英社…

天使を見たことがあるだろうか。 そんな問いは、それどころか天使という単語さえ日常のなかで頭によぎることのなかった遠藤惟親（えんどうこれちか）は、ある日突然その存在を叩き込まれるこ…

祖母家に遊びに行った過日の思い出。その中でも一番印象深いのは堤防での思い出だ。 「みぃちゃん」 　堤防の端に着くと私は近くに誰も居ないのを確認をして声を掛ける。するとブロック…

#1　おやすみ彼女 #2　約束はいらない #3　恋の廃棄処分 #4　アスターズ・アラーム #5　Ms.color #6　ワープロ彼女 #7　馨しい珈琲に舌を出した。 #8　バトン…

スイカ：魔界の外から持ち込まれたと思われるウリ科の植物。 近年、急速に数を増やしており、農地や市街で多大な被害が出ている。 本日、暴食堂は緊急部隊を結成し、対処に向かった。 き…

今年も夏のドラゴンライダーレースがやって来る。「夏の王者」の名をほしいままにしているベテランおっさんライダー、グシツネの活躍や如何に。

とある夏の日。 不幸な事故により両親を亡くした少女、鷺宮那主奈は、その日から家の庭で次々と本を燃やすようになる。まるでナニカに取り憑かれたかのように……。 幼馴染の鍵山秀治はそん…

読んでいるときは白背景に黒文字だったり、黒背景に白文字だったりしますが、物語を読み想像する脳内に色を――そんなことを考えながら書いた物語です。何度もめぐってくる春。春が来るなら、…

私が『塚』に気がついたのはある夏の暑い日のことだった。 子供たちの間では、それは戦国武将の首塚だというが……。（４千字程度の短編私小説です） 私の住んでいる土地に事なので、地名…

高校の部活動で部誌に寄稿した作品に若干の加筆修正をしました。 架空の国を舞台に、生まれながらに役目を背負った第三王子と、第三王子の護衛として造られた女の子との悲恋。 技量が足り…

主人公の手島達也(てじまたつや)はひょんなことから如月夏姫(きさらぎなつき)の家に向かうことになる。受験の失敗が原因で引きこもりになっていた如月夏姫は手島達也の助けを借りて引きこ…

【あなたの顔が嫌い！！】 私、四宮華鈴（しのみやかりん）は十四歳の女子中学生だ。 気になる幼馴染の彼、悠里との関係も一進一退で煮えきらない 状況が続いている。 恒例になった二人…