「本当に 短編」を含む小説

　世にも不快な短編連作。 　人形師(にんぎょうし)・蜜蘭(みつらん)は、依頼人の歪んだ夢を叶える――人間が持ちえない身体能力を授けることで。 　例えば、恋する少女は浮気グセの…

全国のクトゥルフファンの皆さんごめんなさい。 そして、全国の同性愛者、両性愛者の皆様、悪ふざけが過ぎました。本当に申し訳ございません。

コロナをテーマとした短編です。 自己愛性ブラックありきの作品なので 未読の方にはわかりづらいかもしれません。 現在、首都圏では緊急事態宣言が発令中です。 早く収束するといいです…

あらゆる物事から重要な「何か」が失われている世界へようこそ――。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 　https://tmykinoue.…

妖精の世界を助けて欲しいと頼まれたお人よしの青年と妖精ララの物語。

　いわゆる『理解のある彼くん』的な存在との出会いから破局までを描いた、壮大なお気持ちＳＦ私小説です。 【お題】空 【ジャンル】エッセイ（ＳＦ） 【登場人物】パワー系アラサー女、…

ストレートの短い茶髪にベージュのコートを着た十六歳くらいの男の子。それが、今の僕だ。 普段は黒髪に黒い服を着た魔人の姿をしているけど、外出と言うこともあり、人間の姿に身を変えてい…

最寄り駅を出ると、メッセージにある路線番号のバスのりばを探した。 こんなことをしていると、いつも通学で来ている街なのに、なんだか知らない場所に降り立ったような気分になってきた。 …

　この世界には、無数に神が存在する。それも、とても身近に。あなたが普段接している彼らは、本当に神様ではないのだろうか。

　高校生時代の僕は……何とも幼いなぁ。 　しみじみとしながらも思い出すのは僕が過ごした高校生活。 　部活動で先輩たちにからかわれて……。 　そんな僕の思い出話。 （要望が多そう…

なんの意味もないように見える動作にも意味はあるのか？ それとも本当に意味はないのか？ 極度に不毛な言語遊戯。 しかしこれもまた人生。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きま…

私にとって大切な人。 その人を私はどれだけ愛しているのだろうか。 その人と手を繋ぎたいぐらい？ その人と結婚したいぐらい？ その人が犯した罪を自分が代わりに被れるぐらい？ そんな…

たくさん苦しんだ人へ。 前半は本当、後半は想像。 でも、想像を現実にするのは自分次第。 ※睡眠薬を大量に服薬するのはやめましょう。 　たくさんの人に迷惑をかけ、本当に取り返しの…

周りはみんな「やめとけ」という。 私の愛する人を見てみんなが反対をした。 だから私はもう、彼を紹介することをやめた。 私だけが知っていればいい…彼と私の間に、誰も入らなければいい…

3人の仲間と共に魔王を打倒し、世界に平和をもたらした英雄ユーリ。 国の西部の農村で隠居していた彼は、物凄く暇していた。 誰もが羨む栄光を手にしながらも、転生前の前世と同じく自分の…

わたしは、〈青春〉とは「こういうものなのかもしれない」と想像することで、そして、それでもなお、まったくとらえきれないままで、書くしかありませんでした。でも、いまとなっては、それで…

愛情と成功、両方を同じくらい手にすることは難しいことです。 「あおむぎぱんや」は街の小さなパン屋が舞台の超短編です。 (パンの美味しさと人気を求めてすれ違っていくパン屋の夫婦の…

自主企画「1000字で希死念慮」に参加する際に書き下ろした超短編作品です。ある一人の少女が、真夜中に葛藤する姿を描きました。生と死の香りをほのかに感じる、そんな作品です。

男は最近何もかもうまくいかず、占い師に勧められた「なんでも捨てられるごみ箱」を買う。そのごみ箱に紙くずを捨てると、紙くずはたちまち姿を消した。そして男は次々に物を捨てていく……

この世界って、本当に存在するのだろうか。 自分自身を好きだといえる人はどれくらいいるのだろうか。 僕の面倒な思考回路を整理するために作ったエッセイ。