「何もしない」を含む小説

前作「ルークス」のセカンドストーリーです。 時は二二二〇年。 プロメテウス計画により崩壊したこの国。人工知能搭載型アンドロイドにより、この地は新たに活動を始めた。 町が建設され…

僕は人間様に比べたらちっさい微生物なんだけど、 何故か人間様が先に滅びた。 僕たち、微生物はでっかいビルや、 スマホ、インターネット、ミサイルとか飛行機とか作れないです。 …

　カミラ・ジルは齢17にして、その生涯の幕を閉じた。その死を悼む者は誰一人としてなく、すべてが恙なく終わりを迎えたかのように思われた――。しかし、カミラは気が付くと、その意識は彼…

ある日、カクヨムの通知に「大事なご連絡をいたしました。メールをご確認ください」 というものがきた。 背筋が凍った……一体私は何をしてしまったのだろうか。 眠れない日々が始まった…

　5年後の世界にタイムリープした柳永を待っていたのは神崎シャルロット絵瑠と名乗る今の時代の彼女だった。 　何故タイムリープしてしまったのか原因はわからないが一年後の同じ日に過去に…

とある少年が少女に会いにいくお話。

運がいいことが取り柄の真須田　夕日（ますだ　ゆうひ）は、ある日謎の部屋に呼ばれる。 「あなたは選ばれました。異世界への旅人に…。」 「えっ？うん…、えっ…？ちょっとよくわか…

この話はnoteで公開して、よく読まれた作品のうちの1つだ。 実話をベースに、現実では起こり得なかった願望を込めて書いた。 僕らは傷つきながらも、生きている。相手の為に何かしたい…

兆治の罵声は 織田によって、肩を抜かれたことをののしっていた。 どうやら、織田は兆治の肩を脱臼させて、兆治の動きをふうじている様だった。 ののしる声は、すぐにお島を呼ぶ声に…

　婚約者との楽しいひと時をひっそりと過ごしている第一王子の目に、とんでもない光景が飛び込んできた。 「何だ？　あの馬鹿面二人組は？　見間違いに決まっている」 　見間違いでも何でも…

『昭和生まれです』と申告するだけで35歳以上が確定する時代となりました。 はい、昭和生まれの私です。こんにちは。 持病の影響もあって学生時代は『痩せている』としか言われず、祖母…

「貴方の残りの時間はあと１年です」 唐突に余命宣告された大学生の男は、残りの人生をどう使うのか。

容貌を失い透明人間となった“彼”。社会との接点を失い孤独に暮らす老人“柴原”。 歪んだ自意識を解き放つ何かを待つ女子高生の“私”。過去に“彼”の中を通り過ぎていった“あなた”た…

　強さの象徴でもある竜が、ヒトにその力を貸した伝説が残る大陸。 　大国のひとつウィルブラント王国にて、多大な影響力を持つ『エルランド商会』。 　その家の三男に転生した元大魔導師フ…

遠い日の、夏。 足のつかないプールで溺れた私を救ってくれた兄。 優しかった兄を、探している。 【追記】 【残虐なシーンがイメージできる表現があります。苦手な方は閲覧にご注…

兄は小学６年の頃から一つ年下の妹からウザい、キモイ、黙れ、死ねば良い等酷い事を言われてきた。 そのように言われるような事は何もしていないと思っている兄は、そんな妹によって心を削ら…

「……ふーん♡　やっぱ、カラダ目的じゃん♡」 ある日ボクは高校一の美少女ギャル、”アヤネさん”に告白した。 フラれた代わりに援助交際をすることになったけれど、ボクはどうしても健全…

・あらすじ 戦争、紛争、テロと言った命を奪う様な争いが二世紀以上前から禁止された。 どういった経緯で禁止になったのかは一部の人間、それも歴史では学ばないようなレベルで知られては…

『ようこそ皆さま、コロシアイとアイの舞台へ！』突如古びた洋館に集められた11人。怪しげなピエロはせせら笑いながら彼らに命を掛けた謎解きゲームの開始を宣言する。――ピエロは知らなか…